昭和32年、築年数,約60年の自分ちのオンボロの物置小屋であるが、前回、柱が腐ってしまって建築ジャッキで持ち上げて交換した事を過去に記事で書いた。
前回の記事はこちら↓↓
DIY建築ジャッキアップ ~自分でやる命がけの柱交換~
https://ameblo.jp/maxspeed10000km/entry-12557786126.html
そしたらまた新たな修繕が必要な個所を発見してしまった。今回問題が見つかったのは土台だ。土台は建物全体を支えている極めて重要なパーツである。その重要なパーツがシロアリか何かで腐食して内部がスカスカになってしまっている。これは建物が崩壊するきわめて危険な状態だ。まずい一刻も早く処置せねば!という事で、この腐った土台を交換することにした。
しかし建築土台の交換なんてやった事ない、一体どうやったらよいものまったく分からん。しかも土台交換するには建物の躯体ジャッキアップしてを持ち上げる必要があり、失敗すれば建物が崩壊し圧死は免れないだろう。まさに命がけである(笑)
とりあえずネットの情報を頼りに作業を進めていく事にした。素人が土台交換など極めて危険であるが、ネットは不可能を可能にしてしまう無敵である(笑)
こうして建築土台を交換するビッグプロジェクトが開始された。いざ決行。
DIY建築ジャッキアップ ~自分でやる命がけの土台交換~
<その1 腐った土台の撤去>
今回問題が見つかったのは、柱が乗っかっている建物の土台。
横から見たイメージ
↓↓
腐ってボロボロになっている
土台をまたぐように橋をかけて、建築ジャッキをセットした。
コンクリートブロックの上に、頑丈な角材を2本で橋を作り、その上に建築ジャッキ。
そして、セットした建築ジャッキに適度な長さに切った仮の柱をセット。
この仮の柱を建物の屋根を支えてる梁に固定し、ジャッキアップして屋根を持ち上げる。
いわゆるつっかえ棒ならぬ,つっかえ柱にして持ち上げる感じ。
この時、このつっかえ柱が外れてしまうとエライ惨事になってしまうので、上を金具で固定して外れないようにした。
こんな感じ。
↓ ↓ ↓
外れそうな箇所があれば金具や板とかで仮のサポートで固定して万全を期す。
安全を確認したらいよいよジャッキアップして建物の躯体を持ち上げていく訳だが、このとき気を付けるのは、なるべく死亡しないように少しづつジャッキアップすることだ。
いちおう崩落した時すぐ逃げられるように構えておきます(笑)外側に居た方がいいでしょうね。
このとき、「ミシミシ、パキパキ」と建物全体から、まるで悲鳴のような音がします。
それは何とも言えぬ恐怖。(゚ω゚;) この時に震度4の地震など来たら死亡である。
なんとか躯体が持ち上がったところで、以下の腐って無さそうな問題が無さそうな場所で土台をカット。
↓ ↓ ↓
なんとか死亡せずに土台を撤去できたヾ( ̄∇ ̄=ノ
作業中に地震こなくてよかった。
かなりボロボロだ。叩いてみると中身がスカスカ。
↓ ↓ ↓
柱もボロボロなのでこちらも交換。
縦に入っていた継ぎ手部分がかなり腐食。
撤去後↓↓
とりあえずすっきりした。
昔の建物だから、基礎と土台を固定するアンカーボルト的なものが無いので、アンカーを設置しよう。
今日の作業はここまで。
次回はアンカーの打設と、新しい土台の施工。
まだ続く。。。。(;´∀`)
次回へつづく⇒⇒