郷土史料をパラパラめくっていた時のこと。

あるページで手が止まった。。。。"(-""-)"むむむっ



↓  ↓  ↓


イメージ 1




なにこれ、うわっデカくない!!?マジでやばいんだけどぉー(・oノ)ノ (ユーチューバー風に)


 かつて美和村に、天下の霊木とのいわれのある「三浦杉」という巨大な杉の木があったらしい。

 まだ存在しているのか調べてみたら、常陸大宮市美和地区の小田野という場所にまだあるらしい。れは是非とも見に行きたい!!






天下の霊木 三浦杉



という事で、

三浦杉を見に常陸大宮市小田野【おたの】へやってきた。

三浦杉公園駐車場に車をとめる。



<三浦杉公園>
所在:常陸大宮市小田野1
イメージ 2






 駐車場には三浦杉の由来について書かれた案内板がある。
 ↓  ↓  ↓
イメージ 4




 案内板によると、なんと三浦杉はなんと樹齢が850年以上!!

 日立の三本杉が樹齢500年らしいから、それよりも350年以上も古いという事になる。

 そして樹高と58m!!神栖市の港公園展望タワーが52m、水戸京成が53.38mだからそれらを上回り、大洗マリンタワーが60mだから、だいたいそれくらいの高さをイメージするとわかりやすい。

 三浦杉名づけの親は徳川光圀公であるという。光圀公はあちこちお出かけしてるのね、洞窟探検したりアウトドアだねぇ~。光圀公は船を建造して未知の領域だった蝦夷地(北海道)へ探検しに行ったり、日立の洞窟を探検するなど非常にアクティブである。








  公園内はあやめがいっぱい咲いている。




イメージ 3





なかなか綺麗ヾ(*´∀`*)ノ




イメージ 5





さて、本題に戻る。

三浦杉は吉田八幡神社の境内にあり、この入り口を上る。




イメージ 6




また鳥居がある。

また更にのぼる。ぜーはー(*´Д`)=3




イメージ 7










とりあえずそこらじゅうにでかい木がいっぱいある。(雑)
ユーチューバーだったらもっとうまいこと言うんだろうな~~




↓    ↓    ↓

イメージ 8








石段の途中にはバリケードがある。

なんと、これ以上は進入禁止であるという。はるばるここまで来たのに 。。。。( ̄□ ̄;)ガーン

立札によれば落枝が落ちてきて危険なので一切保障はできないという。



イメージ 9





確かにそうかもしれない。

ここで想像をふくらませてみよう。

ここらの杉の木はあまりにもでかすぎるゆえ、枝の太さも尋常じゃない。

丸太級の重さ数百キロにもなるデカイ枝を、マリンタワーのてっぺんから落っことすと落下時のエネルギーは相当なものになるだろう。

普通の木だっら枝が落ちてきても、「あ、いてえ。まいか。」となるだろう、しかしここらへんはちょっと次元が違くて「ぎゃあぁぁぁ・・・ぐちゃっ」となるのである。あるいはぷちっ、かもしれない。

なるほどなるほど。。。。。。( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ 

分かりました宮司さん。ここは危ないという事ですからね。そこまで言うんなら。。。
という事で。自分は独身なので家族いないので死んでも丈夫です(#^.^#)b



死亡承知で進入させていただきます<m(__)m>











そこから階段を少しのぼるとそこにあった。


これが超絶巨大な天下の霊木、三浦杉である。




ドーーーンΣ

イメージ 10




だめだ。

カメラ一番引いてるのにアングルに全然おさまらん。

これじゃ、このブログ見てる人たちへこの巨大さがまったく伝わらないではないか。

こういうときユーチューバーならどうするんだろうか。ひかきんならどうすんだ?

しかたない、アングルに人物いれよう。自分が入ろう。







大きさが伝わるか分からないけど、このくらいの大きさです。

木の真下にいるとものすごくデカさを感じるんですけど、あまり伝わらないのが残念であります。


↓ ↓ ↓

イメージ 11



 さすが樹齢850年以上だけあってもの凄くデカイですが、じんわりとパワーみたいなのも感じます。多分どっかに妖精がいますよ。
 
 しかしこんなのがゴロゴロあるから不思議です。ここの空間だけ聖地のようです。しかもまだ痛んでいるような感じではなく健康的なので更にもっとデカくなるでしょうね。


イメージ 12







ついでに神様にお参りしましょうね。


この階段おりるまでは楽枝で死亡しませんように(^人^)



イメージ 13







という事で、神様にお願いした甲斐もあってか死亡せずに無事に生還いたしました。

この記事を投稿できてよかったです(;´∀`)

しかしこんな素晴らしい所があるのに誰も知らないのは悲しいですね。もっと多くに知られるといいですね。

今のところ三浦杉を拝みには死亡覚悟が条件となっていますが、たとえば防護用の屋根を設置するとか、そういう対策をして安全に見れるといいかもしれません。是非やってもらいたいですね。


地図



<天下の霊木三浦杉の所在地>
常陸大宮市小田野149 
三浦杉公園から徒歩3分くらい。


イメージ 14






さて、ここ美和村の歴史についても軽く書いてみましょう。

ここ、三浦杉のある美和村小田野の歴史なのですが、かつて常陸国を統一していた戦国武将、佐竹氏とも関係していて、ゆかりがあるようです。

そして「小田野」姓は数でみるとかなり少数派な名字なのですが都道府県別でみると茨城県が一番多くいて、すなわち、小田野姓のルーツがここ、美和村の小田野にあったのです!ちなみに、県北に分布する「高柿」姓も戦国大名佐竹氏一族らしい。(自分の先祖はただの無名の農民なのか自分の姓は史料にまったく出てない。。。無念。)

佐竹氏一族とはすごいねぇ~~~(¬з¬)ジーーッ(笑)

県北には佐竹氏一族がけっこういるもんなんだなぁ~。


さて、この三浦杉の北に行った付近には小田野城という立て看板があり、。。。。。。

長くなりそうなので詳しい事は気が向いたら次回に書いてみましょう(笑)

次回につづく→→ (かも)