日本一の個人宅イルミネーションが引退へ。電飾は坂東市へ寄贈




 茨城県かすみがうら市には毎年クリスマスが近づく12月頃になると、自宅の家にまるでディズニーランドと思わせるようなど派手な超大量のイルミネーションを施して、訪れた人々をとりこにしている個人宅イルミネーションスポットがある。そのスポット名は通称「かすみがうらの太田さんち」。建設会社の社長個人の太田さんが自費で電飾を施している。ライトアップ中はブレーカーが落ちるということで部屋の照明や暖房器具など電気は消しているそうだ。毎年恒例のイルミネーションは一躍有名になり、テレビでも放映されている。

 しかし・・・

 毎年楽しませてくれる「太田さんち」のイルミネーションだが、なんと、今日の茨城新聞によれば、太田さんはイルミネーションを引退するらしい。 

 今後はもう一切ライトアップは行わないとの事です(´・ω・`)

 詳しくは下の茨城新聞を参照して欲しい。





 
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 毎年クリスマスシーズンにお目見えする、かすみがうら市の個人宅の名物イルミネーションが、福島第一原発事故に伴う電力不足の影響で終了することになり、約40万個の電球が坂東市へ贈られる事になった。同市は昨年冬から、市内の商店街でイルミネーション事業を展開しており、今回の寄贈で内容を充実させたい考え。所有者の太田勇さん(72)は「日本一のイルミネーションだと自負してきた。長く大事に使ってもらい、商店街の活性化に役立てて欲しい。」と話している。

 太田さんは埼玉県三郷市で解体業を営んでおり、坂東市には破砕工場がある。自宅のイルミネーションは、孫に楽しい思い出をつくってもらおうと、10年前に電球2000個でスタート。初めは門や塀を飾りつける程度だったが、毎年増え続け、最終的には高さ18メートルのツリーや連続する電飾アーチなど、家全体が鮮やかに染まるまでになった。
 飾りつけの作業は従業員5,6人が休日出勤で9月から行い、毎年11月下旬から12月末まで点灯してきた。テレビにも数回取り上げられ、京都や山形など全国各地から見物客が訪問。多い時で1晩約5000人が訪れ、過去には観光バスの団体客が見学にも来た。
 増える見物客に周辺道路は大混雑し、警察から注意されたこともあったという。そのため太田さんは、近くの土地約1.5ヘクタールを借り上げ、駐車場として確保。さらに、見物客の要望で始めたやきそばなど軽食販売の利益は、市社会福祉協議会に毎年寄付。
 当初は孫のために始めたイルミネーションが、いつの間にか地域貢献活動になっていた。
 
 「毎年電球など器具を買いそろえ、人件費なども含めたら年間1000万円は掛かっていた。途中でやめようとも思ったが、市役所に『今年もやるんですか』と問い合わせがあると聞き、やめられなくなった」と太田さん。「震災があり、今回が潮時だと決断した」と話す。

 坂東市への寄贈は知人の紹介もあり、快諾した。かすみがうらしから坂東市への搬出作業は19日朝から、坂東市職員が行った。市商工観光課では「大変感謝している。12月に行う点灯式には太田さんにし出席してもらい、感謝状を手渡したい」と話している。

                                  <2011年10月20日茨城新聞>








あの感動をもう一度!太田さんちのイルミネーション(2009年撮影)



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                  →太田さんちイルミネーション 公式ホームページ










 もう太田さんちのイルミネーションが見れないとなるととても残念です。毎年のクリスマスの楽しみがひとつ消えてしまいました。

しかし、個人でここまでやってくれて人々に感動と夢を与えてくれた太田さんはとても偉大な方だと思います。私財を投げ打ってこのような素晴らしいイルミネーションを披露しまた、このような人々に感動を与えるエンターテイメントを提供してくれて、太田さんには感謝したいです。今までほんとよくやってくれました。大いに楽しませていただきました。心より感謝の念を表します m(_ _)m








太田さん いままでありがとう!!!