2011年4月17日。
この日、桜でも見に行こうと思い常陸大宮市辰口の広域農道を県北へと車を走らせているとその途中『この先通行止め』の看板が。
ここまで来て通行止めかぁ~( ̄Д ̄U)
しかし「通行止め」や「工事中」の看板のその先で実際には工事していなかったり普通に通行できたという事はよくある。そういう実際には普通に通れる「工事中」「通行止め」の看板がドライバーを混乱させる。通れないだろうけどもしかしたら通れるかもしれないと思っちゃうわけである( ̄ー ̄U
で、この時ももしかしたら通行できるんじゃないかと思い、とりあえずその先まで行ってみることにした。バリケードやパイロンや塞がれているわけではなく路肩に「通行止め」の看板があるだけなので実際に通行不可能であるか半信半疑(¬з¬) 特に県北地域は山が多いから迂回するには山をぐるりと避けなくてはならないので大幅に遠回り。通れるなら通りたい。
案の定、その「通行止め」の先では若干路面に凹凸はあるものの安全に通行するには支障ない。なんだやっぱり普通に通れるじゃないか( ̄∀ ̄)
車はトンネルを抜け常陸太田市に入る。
それから3km進み県道と合流したところでまた「通行止め」の看板が立ててある。とっくに通行不可の区間を通りすぎていたと思っていた。とりあえずその先に行ってみる。
その先には凄まじい光景が!
なんだかえらいことになっています(°∇°U)
崩落現場は常陸太田市棚谷町の県道29号線
土砂により押しつぶされた車↓↓
運転席のドアが開いていた。ドライバーは無事だったのだろうか?↓↓
倒れるか倒れないかの絶妙なバランスを保つ重さ3トン以上はありそうな巨石。しかも確認できるだけでも4つくらいはあります。あんなのが転がってきて潰されたら間違いなく即死でしょう。おっとこうしてるうちにもふたたび余震が~・・・ヾ( ̄o ̄U)
神社の階段から斜面を登れそうなので崩落箇所に上ってみます。余震がきたらすぐ全力ダッシュで逃げられるように道を確保しますヾ( ̄o ̄U)
崩落箇所から撮影↓↓
反対側から↓↓
最近は余震が少なくなってきました。
余震はもう終わったのでしょうか??
安心するのはまだ早い。
スマトラ沖地震では最大の余震が3ヵ月後に。今年2月に起こったニュージーランドの大地震は5ヶ月前(昨年9月)に起きた本震の余震であったようです。
これからマグニチュード8クラスの余震が来る可能性は十分にありますので、各自地震対策や防災対策をしておきましょう(`・ω・´)
がんばっぺ茨城!
現場:茨城県常陸太田市棚谷町
地図↓↓