今回は、知ってるようで知らない人が多いと思われる、水戸市にある地上デジタルのアンテナを取り上げたいと思います。

みなさんのご家庭には地上デジタル対応のテレビはございますでしょうか?
(自分はいまだにアナログのテレビです(⌒_⌒; )

アナログテレビの放送が2011年7月24日に終了するため、必然的に地上デジタル対応テレビの購入する事になると思います。

 家庭に設置のテレビのアンテナは、お住まいの各地域の地上デジタル送信所の方向へ向ける必要がありますが、茨城県内の地上デジタルの電波はどこからやってくるのでしょうか?

 
     茨城県内には主に10基の地上デジタル送信所があります。(NHKだけのものも含む。)
参考↓↓
イメージ 1


そのうちのひとつの地上デジタル送信所(基幹送信所)が,なんと水戸市の森林公園敷地内にあります。

以前から、この山の上にある鉄塔の正体が気になっていたが地デジのアンテナだったとは!(*゚ロ゚)ハッ!!






これが、水戸市の森林公園にある地デジのアンテナ(基幹送信所)で、名称『水戸デジタルテレビ送信所』です。
↓↓
イメージ 2

















   デカイ!!!!(;゚ ロ゚ )










イメージ 3


 水戸デジタルテレビ送信所は2004年7月に完成し、地上高は95mもあります。↑↑
 
 








イメージ 5

関連:水戸デジタルテレビ送信所を紹介するマニアのページ↓(クリックすると別のページに飛びます)
http://www.ne.jp/asahi/mogi/nwc/dtv_mito.html





 そして、現在地上デジタルテレビをご視聴の方で水戸近辺にお住まいの家庭は『水戸デジタル送信所』からの電波を受信しているわけであります。

 一体、『水戸デジタルテレビ送信所』がどれほどの家庭に向けて送信しているかというと、およそ34万世帯の各家庭に向けて、UHFの電波を300Wの出力で送信しています。

 34万世帯の出力300Wと言ってもまったく分からないですね・・( ?´_ゝ`)

 この水戸デジタルテレビ送信所がカバーする分かりやすい図がありますのでそちらをご覧ください。

水戸デジタルテレビ送信所の送信エリア↓↓
イメージ 4

↑↑注:常陸鹿島と十王は2008年12月から広域民放がスタートします。。               (上記以外の建設中の送信所、大子は2008年11月、笠間・御前山・水府・里美は2008年12月開局予定。しかし、大子・水府の民放放送は2009年から予定らしいです。)


この図によると、この95mの鉄塔が、茨城県の約3分の1程の広さの地デジ視聴世帯をカバーしている事になります!!

日立風神山の3Wの100倍に相当する300Wで34万世帯に、ここから地上デジタル電波を送信しています!


むむ、これは凄い! 


送信範囲は南は霞ヶ浦市・行方市・鉾田市、西は笠間市全域、北は城里町・那珂市・東海村・常陸太田市の一部。(なんで北には電波が遠く届かないんだろう??)

なぜか、電波の送信範囲は送信所から円形ではなく南に長いが、県内を幅広くカバーしている。

凄いけど、この鉄塔地デジのアンテナ方向がどっちにあって、どこから送信しているかが分からない人が多いようである・・・(; ̄Д ̄) 自分は知りませんでした!(笑)

仮に、この森林公園の鉄塔をテロリストに爆破されたり、故障した場合は即座にテレビが映らなくなります。

 

 

 水戸デジタル送信所エリアにお住まいの皆さんは、地上デジタルの送信所が水戸市の森林公園にあり、ここから電波が飛んで来る事を知っていましたでしょうか!? 

 これから地上デジタル対応のテレビを買う人で、水戸デジタル放送所圏内の人はアンテナの向きを水戸市の森林公園に向けるとともに、この高さが95mもある鉄塔から電波がやってくるんだと覚えておきましょう。



アナログテレビの余命あと3年・・・
(アナログ放送2011年7月24日終了)



イメージ 7
イメージ 6