アダルトチルドレンという言葉があります。
子供の頃のトラウマで、大人になっても悩みを抱える人達です。
健全ではない家族の事を機能不全家族と言いますが、その環境で育った場合にも使われます。
病気という訳ではないのですが、様々な悩みの原因が子供の頃に身に付いた考え方が原因であるという考え方の枠組みとも言えます。
アダルトチルドレンに関しては様々な書籍や論文も出されています。
元々はアメリカのソーシャルワーカー、クラウディア・ブラックによって世に出され、日本でもそれが広がり多くの共感者を得ました。
そもそも、悩みを持っているという事は現実と自分の矛盾やギャップが原因です。
その矛盾やギャップの原因は自分の捉え方や物事への考え方が原因です。
そしてその原因は子供の頃に培った経験が影響しています。
多くの人がそれに当てはまるのは必然です。
悩みを持っている人はほとんどがアダルトチルドレンといえるのではないでしょうか。
日本で広まったのはメディアで使われるようになってからです。
また、誤った使い方をされたという事も、言葉が広がった要因になっているかもしれません。
心理的に、「自分はアダルトチルドレンだ」と過去のせいにする事によって、気が楽なるという事も広まった要素かもしれません。
本来、このような分類やレッテル貼りは問題の解決に使われるものです。
アダルトチルドレンの自分に安心するための言葉ではありません。
日本人の気質として分類やレッテル貼りが帰属欲求を満たしやすいのも広まった要因でしょう。


