現在公開中の邦画、『彼らが本気で編むときは、』を見てきました目

 

 

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LGBTを題材にした映画。

 

 

 

鑑賞前から、普段利用している映画情報サイトで非常に評価が高かったことや、第67回ベルリン国際映画祭でテディ審査員特別賞を受賞(LGBTをテーマにした全37作品の中で受賞。同賞が創設されて31年目にして、日本映画“初受賞”。)されているので期待も高かった映画です。

 

 

また私自身LGBTについて学校の授業で学んだこともあったので、LBGT問題については少し知識があり、まだまだ日本国内ではLBGTへの考え方が遅れていると感じていたので、映画を通してこのようにマイノリティの人々に焦点をあてる作品に触れることが出来て興味深かったです。

 

 

日本では、同性婚が憲法で認められていないことや、LGBTの人々への偏見がまだ多く見られると思います。実際に、G7の中で同性婚が憲法で認められていないのは日本だけです。また、私がアメリカに留学した時、大学校内では同性カップルが異性カップルと同じように堂々としていて周りの人も彼らを偏見の目でみるようなことはありませんでした。

 

 

日本でも多くの方がこの作品、『彼らが本気で編むときは、』を通して、今の現状から少しでも進展すればと思っていました。

 

 

 





でも映画が終わって感じたことは、ただLBGTの問題について取り上げているだけではないと感じました!!

 

 

 

まず、主演のリンコ役の生田斗真さん、子役のトモ役の柿原りんかちゃん。

この二人の演技は本当に素晴らしいと思いました!!

 

 

 

 

普段テレビでみる生田斗真さんとはまるっきりの別人。本当に彼はリンコでした。そして、子役の柿原りんかちゃんも自然に映画の中の「トモ」に見えて、等身大で愛らしい演技がとても良かったと思います。

 

 

 

この作品は、LGBTへの問題というより、1つの家族や一人の人間の在り方を教えてくれた気がします。

 

 

 

「家族」や「人」には、いろんな形があって正解はない。“普通”とか“常識”とかそういうんじゃなくて、それぞれに色んな想いがあって、色んな過去があって、色んな未来がある。

 

 



正解とか不正解とかは周りから判断されるものではなくて、今の自分がどう思うかで決まると思うんです。

 

 

そして、自分を守ってくれる人と出会えているかとか、家族だって必ずしも自分にとってプラスになるとは限らないとか、人との繋がりを考えさせてくれる作品だと思いましたラブラブ

 

 

 

 

LGBTの人について深く考えさせられる映画というよりも、人との繋がりの大切さを教えてくれる映画でした。

 

 




そしてそれを教えてくれたのは、やはり映画の中の生田斗真さんと柿原りんかちゃんの存在が大きい気がしますビックリマーク

 

 

 

 

とてもいい作品に出会えました音譜