男の和楽器ユニット ZANが、

久しぶりにリリース(ミニアルバム)を今月の24日にする。

昨年の4月にリーダーの砂川が、日光の山中で遭難し、

亡くなって、新聞の記事にもなった。正直担当の人間から電話があった時、

こんなにも身近な人間の死に直面したことがなかったので

どうしたらいいかわからなかった。

それくらい僕にとって大切な存在だった。

デビューが決まった時、六本木で泥酔したメンバーの一人を

優しく介抱している彼の姿が今も焼き付いて離れない。

残った小湊と市川の2人で、

ZANを再始動しての初のリリースで、

DVDには、砂川の最後の演奏の音が入ってる、

特別映像も収録される。

CDには、a-nationのエンディング曲や、

映画「大奥」主題歌の和楽器インストカバーが収録。

「いずれは世界へ」と、メジャーデビューするときに、

話していたが、年末に、N.Y.で初ライブを行い、

大盛況だったそうだ。

残った2人にとっても、エイベックスにとっても、

いろいろと意味のある作品になっているだろう。

タイトルは「絆」。世界に向けても、いよいよこれからだ。

2人の日本を代表する若手和楽器奏者をこれからも応援していきたい。