朝身体の奥、芯の鈍い痛みで目が覚める

薬が効き目の切れる時間帯なのか

それでも昨日より薄くだが、良くなってる気がして救われる

朝食はいつも面倒
食べる気なんて全くしない

『では行きましょうか』
いつも違う看護師が車椅子を押して連れて行ってくれる

沢山話しかけたり、無言だったり、看護師には個性がある

放射線科の⑤の扉に入る

音域は違うが騒音とは別の独特の騒がしさがある

『では始めます』
マイク越しに言われて放射線治療が始まり、直ぐ終わる。
初日は角度とかを合わせてマーキングするのが大変だった


放射線治療は7日間


その後手術
骨の転移巣をなるべく除去する


今日肘と下顎にできもの(脂肪腫のようなもの)が発見された
昨日はなかった
転移巣だろうと言う診断


手術しても意味無いかもしれない
病室のベットから母にメールした。

びっくりさせるし、心配させるかと思うと、申し訳なくて悲しくなった。


入院のパンフレットを説明されたり、採血されたり、いろいろ聞かれたりしているうちに母が飛んできた。
泣きながら車を運転させてしまったらしい。
ごめんなさい。


でも、私は子供みたいに安心したらしく眠ってしまった。



夜中に痛みで何度か起きたが、ここ何日間かでは一番眠った。

朝起きると、朝食がでた。味がしない。


午後から放射線治療を開始した。いちいち同意書。特に何も感じないが、独特のプレッシャーがあって、終わって病室に戻るとぐったりする。


この放射線治療が、私の身体の骨転移に効いてほしい
入院した。

タクシーで駆け込んだ救急部門から病棟に運ばれてとりあえず病院貸し出しの病衣に着替えて、痛み止めの筋注して、病室のベットにぐったり。


私の骨転移の病巣は歩けなくなる恐れがあるポジションらしく、
連休が明けたらまず、放射線治療を開始して、なんとか歩行の可能性を残す事に全力を尽くすと説明を受けた。

その後に転移させた親の病巣を探して、治療をすると説明を受けた。


間に合うのか?
親の病巣が手遅れにならないか?
不安。
痛み止めが効くと、贅沢になる。
助かる道に期待する。
骨転移までしてるのに?



しかし
とにかく今は痛みを取ってくれれば救われる。
苦しかった。