去年の春、散歩中にふと撮った一枚です。 

 

曇り空だったけれど、その分、桜の白さが際立っていて、思わず足を止めてしまいました。

今でこそ、こうして景色を楽しむ余裕がありますが、 昔の自分を振り返ると、本当に信じられない変化だなと思います。

 

お酒をやめて、丸8年。 次にやってくる桜の季節は、私にとって**9度目の「しらふの春」**になります。

 

以前の私にとって、お酒は単なる飲み物ではありませんでした。 

「酒さえあればいい。酒こそが友達であり、生きる糧」。 本気でそう思って、ひたすらお酒だけを追いかけていました。

当時は、お酒に没頭して、現実逃避の繰り返し。

 

 

  本当の社会と向き合うことから、ずっと逃げていたんだと思います。

 

 

せっかくの綺麗な景色も、当時の私には「なんのその」。 見向きもしないどころか、次はいつ飲めるか、どうやって酔うか……。 心の中はお酒のことでいっぱいで、季節の移り変わりなんて、これっぽっちも目に入っていませんでした。

 

でも、今は違います。

 

 

お気に入りの音楽を聴きながら、河原をただゆっくり歩く。 それだけのことなんですけど、今の自分にはこれが一番しっくりくるリラックス方法です。

 

 

 

以前の自分なら「退屈だ」と切り捨てていたような時間が、

 「しらふ」だからこそ味わえる、ちょっとした贅沢な時間に変わりました!

 

「生きる糧」は、お酒の中にあったのではなく、 ちゃんと自分の足で歩き、こうした日常を普通に過ごすことの中にあったんですね。

 

今年も、あの河原の桜が咲くのが本当に待ち遠しいです。 

 

さて、今年の桜はいつ頃咲くでしょうか。 

 

9年目の春も、また好きな音楽を聴きながら、しらふであの河原を歩こうと思います。