俺は長年ブログを趣味としていながら、日記を書くのが非常に苦手である。書く記事は妙に学術的なテーマであったり、サブカルチャーの話題であったりと、日記が本来担うべき近況報告の役目を全く果たしていないのだ。自分の日常を赤裸々に語ることに対し、やはりどうしても気恥ずかしさを拭えないのである。
しかし、こうも思うのだ。10代20代の容姿端麗で活動的なインフルエンサーならいざ知らず、40代のオッサンの一寝一食に誰が興味を持ってそれを読んでくれると言うのだろうか。そして俺は自覚している、この日記も立派な自分語りであることを。