インターネットテレビ局AbemaTVにて、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が冠番組をやっている。タイトルは忘れた。彼らを他の番組で見かけることはなく、ましてや地上波で目にする機会など皆無である。俺は同番組を観たことはない。あまりに悲惨で痛ましくて、とても観られる訳がない。
2016年、SMAP解散。そのA級戦犯として木村拓哉は大バッシングを受け、今尚嫌いなジャニーズタレントの筆頭に名を挙げられる。然るに思う、果たして木村はそこまで責められる必要があったのだろうか。彼らの元担当マネージャーのジャニーズ退社に伴い、自分たちもジャニーズから独立しようと息巻いた中居正広、稲垣、草彅、香取の4人に対し、自分たちの活動はジャニーズの後ろ盾抜きにはあり得ないと一人主張したのが木村だ。その判断は至極冷静なものではなかっただろうか。
そして現状は案の定、木村の予見した通りだ。もし稲垣、草彅、香取の3人が中居のように数字を持っていれば、あるいは現場スタッフとの間に掛け値なしの信頼関係を構築出来ていたならば、たとえジャニーズを敵に回しても番組の方が彼らを護ったのではないだろうか。要は自業自得、自惚れたツケである。