煽り運転がマジでムカつく!!
危険運転致死傷罪の適用要件は今どうなっているのか。少しは緩和されているのだろうか。俺などは危険運転致死傷はそれが未遂であれ、問答無用でブタ箱にブチ込んでやれと思う次第である。
ちなみに俺は以前軽自動車に乗っていた時、やたらと煽り運転を喰らっていた。それこそ月一くらいのペースでだ。
それが男同士の喧嘩ならば、その心意気や上等とも思うもの。しかし俺が何より腹が立つのは、相手が軽自動車に乗っている俺を、恐らく手も足も出せない女だと思って煽ってきていることだ。
さて、もう5年ほど前か。夜中近所のコンビニから車での帰り道、俺は例によって後続のワゴン車の煽り運転につかまってしまった。
「またかよ、面倒くせえ…」
そしてこれが異様にしつこい。一体何が気に障ったのか、もはや執念めいたものすら感じる。俺が加速しても減速しても、ピッタリ車体を寄せてくる。
「こいつもどうせ、軽自動車に乗るのは相場は女と決めつけてるクチだろ。マジ厄介だわ…」
そして俺は途中で左折。ようやく後ろのワゴン車に追い抜かれ際のその時、ファンファンファンファンファーン!俺は思いっきりクラクションを鳴らしてやった。
するといったんは直進して通り過ぎたそのワゴン車、なんとわざわざバックしてこちらへ曲がって来たではないか。
「あらら、始まっちゃった…ほんと勘弁してくれよ」
仕方ないから俺も軽自動車を止める。ワゴン車からかなりご立腹の様子で降りて来たのは、まず喧嘩などしたことのないであろう、せいぜい痴漢ぐらいしか出来なさそうな如何にも小心者っぽい小っこいオッサンだった。
「てめえ、こら!ちょっと降りて来いよ!」
お呼びに預かったのでは致し方ない、俺もドアを開けて車から降りる。軽自動車から出て来たのは女ではなく180cm近い大の男、オッサンの表情は一瞬で青ざめた。
「なんだ、てめえわさっきから!?上等じゃねえかゴルァアア!!」
俺が凄んだらそのオッサン、なんと携帯で警察を呼びやがった―――
間もなく駆け付けたパトカー。これはマズイと、俺は警官に謝って謝ってその場で釈放、スタコラサッサと退散。後ろでオッサンが何か喚いていたが、もうお前など知らん。
それにしても女相手にしか喧嘩できないなら、始めから煽り運転なんかかましてくんじゃねえよ!!今思い出してもムカつく。
ついでにネットで匿名でしか喧嘩できないヤツもだよ!!