ドラえもん世代より後の作品は断じて認めん!!漫画に関してとことん「昭和中二脳」だった俺!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

漫画の趣向に関して、俺はとことん「昭和中二脳」である。

今年で37歳になる俺だが、幼少期に自分で発掘した漫画といえばご存知『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)くらい。後は全て実家に揃っていた。現在還暦を迎えた母が漫画好きの人だったのだ。

『ブラック・ジャック』、『火の鳥』、『アドルフに告ぐ』(以上、手塚治虫)、『ガラスの仮面』(美内すずえ)、『三国志』(横山光輝)、『シリーズこわい本』(楳図かずお)等々。

これら母が買い集めた漫画を、少年まきしまは食い入るように読み込み、そして俺の中で痛々しいポリシーが確立した。

「漫画はやはり昭和の大御所に限る。ドラえもん世代より後の作品は俺は断じて認めん」。

よく音楽通を気取る人が海外の誰も知らないようなマイナーなアーティストを聴いて、「J-POPなど聴く価値もない」などと言ったりするが、要はそれと似たような中二病思考である。


  ◆日本を代表する漫画家といえば?
   (「gooランキング」より)
  1位 手塚治虫 (代表作/鉄腕アトム)  10751票
  2位 藤子・F・不二雄 (ドラえもん)  4715票
  3位 鳥山明 (ドラゴンボール)  3704票
  4位 尾田栄一郎 (ONE PIECE)  2212票
  5位 藤子不二雄A (笑ゥせぇるすまん)  833票
  6位 井上雄彦 (SLAM DUNK)  610票
  7位 松本零士 (銀河鉄道999)  517票
  8位 あだち充 (タッチ)  506票
  9位 青山剛昌  (名探偵コナン)  457票
  10位 赤塚不二夫 (天才バカボン)  443票 ※以下略


では実際のところ、ドラえもん世代より後の漫画はどうだったのか。

やはり『ドラゴンボール』(鳥山明)は80年代生まれにとってはまさに避けて通れぬ王道、これは素直に面白いと評さざるを得まい。ただ、踏み込めなかったのはさらに後に登場した作品だ。

『ONE PIECE』(尾田栄一郎)、『名探偵コナン』(青山剛昌)、俺はこれらの作品を一度も面白いと思ったことがない。これも「昭和中二脳」の影響なのか。

古き良きに捉われず、常に新しいコンテンツを取り入れる脳の柔軟性。俺もぜひ見習いたいものだ。