「先進国」の代表格といえば旧G8諸国、アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、そしてロシアが挙げられよう。
しかしお隣り韓国は、その中に日本が含まれていることがどうしても気に食わないらしい。執拗なまでに日本をライバル視しては、自分たちも「先進国」入りしようと躍起になっている。
けれどこの先どんなに頑張っても、韓国が先進国となることはない。なぜなら「先進国」、「後進国」というのは経済的区分ではなく歴史的区分だからである。
一般的に「先進国」とは、第二次大戦以前に列強国であった国を指す。
そして戦後に発展した国は皆「後進国」である。たとえ韓国がどんなに頑張っても、この区分をまたぐことは出来ない。それは中国もまた同様である。
ならば韓国が目指すところの”日本と同格”、「途上国」の対義語として十分に経済が発展した国は何と呼べばいいのか。
該当する既存語がないので、例えば「既興国」という語を当ててみたい。これには先に挙げた旧G8諸国の他にも、中国、インド、ブラジルなどが含まれてくる。
もっとも現G7諸国、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、そして日本の間には、単なる時代区分を越えた各国に対する優越意識は確実に存在するだろう。
その点が、韓国が日本を目の敵にする所以なのかも知れない。