入院病棟にてこの記事を下書きす。暇である。どうしようもなく暇である。この閉鎖空間においてはこれほど時間がゆっくり流れるなんて、あのアインシュタインもビックリであろう。
そしてこれまで確実に言えたこと、「暇はブログの母である」。以前入院した時も、やはり他に何もやることがなく、ブログネタがポンポン浮かんだ。それはもう、書いても書いても追い付かない程だった。
しかし今、これほど時間を持て余しているにも関わらず、ブログ記事が何も浮かばない。文章が全く思い付かない。ブログを始めてより10年、書いた記事は実に3000件以上、俺のブログの源泉はすでに枯渇してしまったのだろうか。
もしそうであったとしても、実生活で困ることは何もない。しかし俺は、まるで10年来の友人を失うように寂しい。ブログは俺のたった一つの趣味なのだから。