科学とオカルトの違い、それは一体何なのであろうか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

「人間は霊魂との対話が可能である」(仮説A)。これは科学だろうか、それともオカルトだろうか。恐らく世の中の99%の人がオカルトと答えるであろう。しかし実際のところ科学とオカルトの境界は極めて曖昧にして、そのライン引きは決して容易いものではない。


例えば「心霊、UFO、未確認生物などの事象を取り扱うのがオカルトである」、その定義はいささか早計であろう。仮に将来、実際にUFOが飛来したら、未確認生物が確認されたなら、それらは大いに科学の考察対象になり得るからである。


ならば科学とオカルトの違い、それは一体何なのであろうか。あくまで個人的見解ながら、次の定義を与えてみたい。「考究が検証を予定しているのが科学、予定していないのがオカルトである」。例えば冒頭の仮説A。霊魂との対話の可否につき、実験・観測・統計などの検証手段により立証または反証を試みるならば。その試行姿勢を失わない限りにおいて、そのプロセス自体は科学であると言えるのではないか。


まあ上述の例はあまりにも極端であるが、つまるところ「自身の論の真偽に責任を担うのが科学、一切責任を担わないのがオカルトである」、俺などはそう考えるのだ。