こんにちはMDです😃



遠い山並みの光という映画を見ました

イギリス人のKazuo Ishiguroのノーベル賞を取った作品の映画化です

難解だという話も聞いていたので
鑑賞直前に飲んだアルコールからの睡魔に負けないように見始めました

主題は意外とシンプルでした
(監督さんありがとう)

色々スパイスと隠し球があるので要注意ではありますが、筋はハッキリと示されていて分かりやすい

いつもながら直接的に感想を書いていきます。
(なのでネタバレもあり)

一言でいうとこれは元気の出る映画
人生讃歌と言うと言い過ぎかな😃

サスペンス的なトリックが効いてとても楽しい映画でもあります

1950年代の女性のファッションの華麗さにも目を奪われます
広瀬すずちゃんと二階堂ふみさんを際立たせた衣装さんに拍手


原作は読んでいない

監督と俳優含めた制作した人が理解し、伝えたいと考えたコトが映像という手段で正しく提示されているという前提ね

主人公の日本人女性が生きてきた過去を肯定する映画(否定してもしょうがない)

人生全て万端で完璧という人がいないように、この物語の主人公も内外に主観外観の両視点から葛藤を抱えていた

敗戦国・被爆者としての結婚と妊娠
結婚の失敗
儒教文化の日本で生きる女性としての辛さ
周囲にも戦前の洗脳から抜け出せない善人たちが悶えながら生きている

これらから起こる気持ちは本能的に行動を起こす

欧米への憧れに希望を託し
厳しい環境と思い込みから手段を択ばない生き方になって現れる

そういう心の揺らぎや自身でも混乱している心理状態を 

二つの自分
属性の無い長女
二つの世界(生と死、善と悪)

をストーリーの中で存在させ物語を展開していく

男性であるKazuo Ishiguroがこの女性の視点を持って描いた事に喝采
きっと、とても優しい人なんだろうと思う


いやでもね、もう一回観ないといけないなと思う部分も多い

劇中、様々なメタファーとなるシンボルを登場させているのだが

その中には自分の理解に迷いがあったり、
「なにそれ?」 というシンボルが結構ある。

自分がそのコンテキストを理解していなかったり、見逃していたりするのだろう。


橋を歩く黒服の女→ 死を連想させる。
 死の世界に手を染める自分を直前で止めないといけないと気付いた瞬間という理解でいいのか

慌てて、広瀬すずちゃんが追いかけるが....
後は見てのお楽しみ😃


その黒服の女が長崎の街に現れそれをスルーする主人公(劇中2回出てくる場面 しかもそれは一回目は二階堂ふみとして目撃し、最終的には広瀬すずとして結論を出す) → 

自分が冒頭に 「元気が出る映画」と示した所以がここにあると思っています
 (おめでたい私(笑))





原作は読まなくていいよね
(めんどい)







終わってパイイチ 天王寺 森田屋