と或る薬剤師の諧謔詩-an alcoholic capriccio- -32ページ目

と或る薬剤師の諧謔詩-an alcoholic capriccio-

自転車による日本一周をしながら、全国の秘湯や世界遺産を訪ねます。毎日飲むものは薬と酒。まだ見ぬ何かがそこにはある!

化学好きのみなさんこんばんは。


本日は、記憶の彼方にしまいこまれた化学式を呼び戻し、お勉強しましょう。しんどいリハビリだったなあ…笑








この時期の日本海側は、本気でしんどいですわ…朝は気温がかなり落ち込んで、テントが霜だらけ。でテント干し。



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山口県をぶち抜きます!

坂、登るわよ。覚悟なさい。


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坂の入り口を間違えて、勾配10%の道へ…(x_x;)


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朝は猛烈に寒かったのに、昼間は気温が急に上がってきて8℃になった。登り坂で8℃はかなり暑い~!(´Д`;)





景清洞(かげきよどう)


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壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将・平景清が潜んでいたと伝わる洞窟。おお、昨日学んだタイラーさんが関わっているとは!


総延長1.5km。秋芳洞ほど観光地化されてなくて、チャレンジする甲斐があります。



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入口から約700mは明かりもついており、きれいに整備された道を進んで行くと



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平坦な観光コースの終点看板。そこから先は懐中電灯のみで進んでいきます。




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この付近の石灰岩は3億年前のサンゴで出来ていて不思議な岩を見ながら先へ進みます。




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景清洞の壁や天井には、サンゴのほかにも海百合や石灰藻、フズリナといった化石が多数含まれており、学術資料の宝庫だと言われています。



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洞内は次第に天井が低くなり、ちょろちょろ流れている川に浸かりながら前進。一部は匍匐前進みたいな格好になります。これぞケイビングの醍醐味!





泥が堆積してできた泥穴

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おそるおそる歩いてみると…うわっ靴が埋まって行く!ぞぞっ





川が深くなっていく…


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けれど、体を捻らせたり岩をよじ登ったりするような難所はなく、まもなく行き止まり



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これより先に進むには、酸素ボンベが必要ですね笑





往復1時間ちょっとで終了。受付で長靴、ヘルメット、ヘッドライトは貸してくれるんですが、ヘッドライトよわすぎ…自前のライトも必須です。






次はカルストロードの入口付近にある洞窟へ。




大正洞



古来は「牛隠しの洞」と呼ばれ、戦乱や内乱のおりに里人が牛を奪われることを恐れてこの洞内に隠したとも伝えられています。高天原2層と極楽、地獄、奈落の5層からなる立体構造で支洞も多く、スリルと変化を味わうことができます。




ポノール


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地上に降った雨水を地下の水面まで吸い込む深い井戸のような竪穴。

この犬ヶ森ポノールに溜まった雨水はほぼ垂直に地下40mまで吸い込まれ、その水は2km離れたさきほどの景清洞に吐き出されています。

地下構造ってすごい。





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このマグシーバーシステムによりイヤホンを耳に当てると、音楽とおしゃべりで洞内をご案内してくれます。これ便利と思ったけど…


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ザザッ…ソレデハザザ…ウシカクシニツイテセツメイザザ…シマス…




うん、がんばって聞き取ろう…



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たしかに立体的な構造の洞窟だったけど、ちょっと短かったなあ。




時刻は15時前。今日は忙しいぞー

大正洞を抜けて標高を上がればそこは別天地!!

中国地方といったら、やっぱりココでしょ!!!




特別天然記念物 秋吉台





帰り水


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ドリーネ(すり鉢型の窪地)が複数繋がってより大きな深い窪地となったものをウバーレと呼びます。

帰り水という呼び名は、このウバーレに地下水が15mほど流れては再び地下に戻っていくことに由来します。さらに、大雨が降ると水深10mほどの水たまりが数日間できあがり、一時湖と呼ばれる湖が現れることも。







3億年前、海底火山だったこの付近にサンゴ礁が発達、これが地殻変動によって秋吉台を形成。東西17キロ、南北8キロに及ぶ秋吉台の雄大な景観は、石灰石の岩肌が露出するラピエ、月のクレーターのような凹地のドリーネやウバーレ、ポリエなどがあり、異国的な雰囲気を味あわせてくれます。  

毎年2月下旬には日本一の規模を誇る山焼きが行われ、秋吉台周辺から一斉に火が放たれます(今年は2月17日に開催予定)。

山焼きの目的は、秋吉台の草原が消滅(森林化など)するのを防ぐため。毎年雑草などを焼いて、新しい芽を育てる繰り返しですね。

ただ、あまりに広大な台地を焼くため、人手が不足しておりボランティアを募集しているそうな。




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二酸化炭素は大気中の雨水よりも地下水に多く溶け込んでいます

CO2 + H2OH2CO3

この炭酸(普通二酸化炭素と水として存在)が石灰岩の主成分である炭酸カルシウムCaCO3 と化学反応を起こします。

CaCO3 + CO2 + H2OCa(HCO3)2

生成物の炭酸水素カルシウム Ca(HCO3)2 はイオンとして、つまり水に溶け込んだ状態で存在し、それが浸食を起こしているのです

Ca(HCO3)2Ca2+ + 2HCO3-

こうして考えると、カルスト地形は大気中の二酸化炭素を消費する長大な時間をかけた自然現象だったんですね。

中国の九寨溝(きゅうさいこう)やアメリカのイエローストーンetc...

世界に名立たる景勝地も、これらの反応が関連しているのです。


と、そんなナノレベルの話をしててもつまらないので、広大なカルスト台地を満喫しましょう。空と台地の大パノラマとくれば広角10mmレンズのお家芸。



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空が近い!


標高300mのカルスト台地を駆け抜ける。最高に気持ちいい!!



地獄台


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カルスト台地の上に突き出た石灰岩を石灰岩柱と呼びます。ここでは石灰岩柱が、地獄の針の山のように見渡す限り広がっています。

この辺りは長者ヶ森と呼ばれ散策コースが整備されており、ここでゆっくり出来たら最高だったんですが時間がない…



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景清洞、大正洞など実に450もの洞窟を抱える秋吉台のラストはもちろん…

秋芳洞


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秋吉台の地下100mに君臨せしは日本屈指の大鍾乳洞。

洞内の観光コースは約1km(総延長8.9km)、温度は四季を通じて17℃で一定し、冬はめちゃめちゃ暖かく感じます。最近になって洞内全域がLED照明に切り替えられたこともあり、節電は勿論のこと、より幻想的な空間になっておりますですです。








現在16時まえ。

3ヶ所の入口のうち、真ん中のエレベーター口から進入開始。エレベーターが閉まるのは16:30!ダッシュ!!!

外気との温度差が激しいため、カメラを持ち込む場合はゆっくりとレンズの曇りを解消させないといけないのだけれど、時間がない。そしてずっと走ってたから満足に撮れず。゚(T^T)゚。


写真は正面入口から載せました



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水面に浮かぶ逆さ模様。ステキキラキラ




千枚田


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傘づくし


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鍾乳石の群集。






石柱


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つらら状の鍾乳石と、天井からのしずくが固まって形成されたタケノコ状の石筍が合体したもの。それが石柱





キラキラした岩


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調べたけどわからなかった。なんだろう、これ。ステキだった。




黄金柱


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秋芳洞のハイライト。高さ15m、幅4m

岩天井から流れ出た地下水が、壁を伝って石灰成分が付着、何万年もの歳月をかけてできた巨大な石灰華柱(=石柱)

その圧倒的な存在感たるや、、首が痛くなるほど見上げないと真上が確認できないほど。



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16:27
エレベーター戻り!ギリギリセーフ!

夏だったら秋吉台でテント張って、明日もゆっくり見学したいのだけれど、いかんせん寒い!

後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去り、高原をガーッと下って、なぜかまた峠を登り、新山口駅へ。




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新山口ってなんだよ、山口駅もしらんぞ。そういえば今回の笑ってはいけないに新おにぃは出てきたんだろうか…



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夕食はサンマ缶とお茶漬けの素。最後は味噌汁もぶっこんで…


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つまり、ねこまんま。






にゃおーーーネコ




まんまねこが現れた。



やんねーよ?

















急いでここまで来た理由は、もう一つ。






明日四国に行きます






は?笑









山口県長門市 ふれあいパーク三隅
↓r36,r239,r242(秋吉台道路)
秋吉台
↓r28
二本木峠

山口市 新山口駅前公園


最大標高差
303m
平均斜度
全体:0%
上り:4.8%
下り:4.2%
獲得標高
上り:852m
下り:845m

走行距離63km
走行時間4:04
総走行距離9911km
総走行時間566:32








編集後記:化学式とか何年ぶりやねん笑 今日はお勉強しすぎて頭痛くなってきたので麦水で鎮めてきます。現在地の名古屋が最後の大休憩。8ヶ月以上の旅が、いよいよ終わる!そして、やっと次の日記が書ける♪主役は…笑



題目秘話:林檎はソロでも構わないんだけどね。事変は音楽やっているヒト向けの玄人バンドだったのかなあ。好きだっただけに、残念です解散。



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