奈良2日目(23日) | ランゴワンの地図

ランゴワンの地図

 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

 

 路線バスで7時15分に東大寺のバス停に着き、30分の開門に一番乗りして10分ぐらい大仏様を独占しました。静かな雰囲気で見学すると、何か声が聞こえて来そうです。関東人は野晒しの鎌倉の大仏さんが可哀想に思えてしまいます。

 

 戒壇堂、現在修復中で見れませんでした。正倉院に8時に着きましたが、宮内庁の管轄なのか10時からの開門なので、諦めて二月堂へ向かいました。3月にテニアンが決まってからテニアン本ばかり読んでたので、ちょっと学習不足でしたね。

 

 二月堂、西向きの建物なので見るなら午後が良いと思ってましたが、やっぱり午後が正解ですね。二月堂の左奥に無料休憩場が有るのですが、床が石造りなので冷んやりとして風通しも良く涼しかったです。その分、冬は寒いのかもです。

 

 東大寺ミュージアム、現在戒壇堂の「四天王像」だったかな展示されているので見る価値有りでした。東大寺ミュージアム付属の喫茶店が有るのですが、普段和菓子なんて食べない私が、急に食べたくなり抹茶セットを注文しました。抹茶飲むの50年振りだと思います。

 

 東大寺ミュージアムの喫茶店の店員さんが仏像オタクで、客が私一人だったので30分以上色々教えて貰いました。あんまり詳しいので、また来るよと言ったら、「明日からイベントの手伝いで、当分○○へ行く」と言われガッカリでしたが、明日からの予定に大いにプラスになりました。最後に「親、何て言ってるの」と聞いたら、「もう、諦めてます」と言ってました。

 

 奈良国立博物館が、月曜休日だったのでとりあえずホテルへ戻ろうとしたら、春日大社行きのバスが来たので乗ってしまいました。小学生の頃、父親が「春日大社、春日大社」と言っていたのでどんなに凄い所なんだろと期待していたのですが、「え、これだけ」って感じでした。

 

 特別拝観500円の受付が見えたので、父親から聞いた話をすると、「500円で、中入れますよ」と言われ入ってみたら凄かったです。父親の時代は無料で中まで入れたのかもですね。多分、ツアーで行ったからセットだったのでしょうね。春日大社の国宝館は、収蔵品の入れ替えとかでお休みでした。

 

 夕食は、天理スタミナラーメンと半チャーハンと中瓶ビールでした。何気にチャーハンが美味しかったです。昼食は、空腹で我慢出来なかったので春日大社の参道でわかめうどん(550円)を食べましたが二度と食べない味でした。朝食は毎朝ホテルの無料軽食です。

 

 「奈良に美味い物無し」、東大寺ミュージアムの喫茶店の店員さんが言ってました。彼女、地元じゃなくて、仏像に嵌って最終的に奈良に移住したらしいです。新薬師寺、法隆寺隣の中宮寺、長谷寺、室生寺、円城寺等、是非行って欲しいと言われました。