海軍落下傘部隊慰霊祭 | ランゴワンの地図

ランゴワンの地図

 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

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 安房神社境内図。 左側の中段に、慰霊碑と書かれています。

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 早起きして6時ごろ、慰霊碑を見に行って来ました。

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 慰霊碑の前面に、鷲と落下傘と地球儀と錨を象った彫り物を見つけました。 

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 地球儀を拡大すると、インドネシアの地図が彫られていました。丸印の都市は、スラウェシ島(旧セレベス島)のパルとティモール島のクーパンだと思うのですが、パルではなくメナド(ランゴワン)に降下した筈なのですが何故でしょう。

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 慰霊碑の裏側に、基金者御芳名が彫ってありました。

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 新木正さんや、石井章明さんの御芳名がありました。 青木隆治さんは、サイパンからの生還者と思います。

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 8時ごろ出直してきたら、祭壇と椅子が準備されていました。

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 立派な祭壇ですね。 流石は港町、鯛も新鮮でしたよ。

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 毎月慰霊碑の清掃をして頂いている会社から、御奉納を頂きました。

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 慰霊祭。 右側の御夫妻は、慰霊碑の清掃をして頂いている方です。中央の男性は、飛入り参加の方です。 中央の女性は、海軍落下傘部隊を食物に商売している人です。何度か連絡を取りましたが、ブログに真実を書かないので、サヨナラしました。 詳しくは、アメンバー記事で。

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 安房神社から頂いた、御神酒と杯と御供物です。 御神酒と杯はオレアイ海岸の砂と一緒に、北海道の新木さんへ送る予定です。 


 遺族で参列したのは、私だけでした。

 

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 ヤフーのオークションで落札した、海軍落下傘部隊のメナド降下記念キーホルダーのレプリカです。 慰霊碑の彫り物と似てますが、地図の中心はスラウェシ島(旧セレベス島)の降下地点であるメナド付近を誇張してます。 また、地図の上側の島はフィリピンのミンダナオ島で、離陸したダバオ付近が描かれています。 知る人ぞ知る、話でしょ。 

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