腐りたくないから、いつも必死に何かを見つける。

『もうダメだ』『何やったって無駄だ』と諦めることは非常に難しい。
夢や目標を実現・達成させたい気持ちが強すぎて、100ある可能性のうち99ダメになってもまだ諦められない。

まだ可能性は1残っている。


そしてその残された1つの可能性がダメになったら???

諦める??諦められる??
諦めることが出来るような夢や目標なら、それは夢でも目標でもない。

最初から『希望』程度でしかなくて、それを手の中に収めたいという強い気持ちを持ったものではないのだ。


そして、そんな『希望』レベルの気持ちでしかゴールを見ていない人間が、そのゴールに辿り着かなかった時に一丁前に腐るんじゃねぇよ!と言いたい。


本気で何かを目指す人間は100ある可能性が全てダメになっても、101個目の可能性を見つけるためにもがいているのだ。

そして、102個目103個目…と自分の未来を具現化する為にいつもいつも地に這いつくばってでも前に進み続けているのだ。



『こうなったらいいな』程度のやつらが『こうする為に努力する』ともがいてる人間を笑うな。


そして、必死になってる人と希望レベルでしか物事考えない人間が同じフィールドに立てると思うな。



今、目の前でキラキラ輝いて見えるであろうその人は、あなた達の知らないところで絶え間ない苦しみと悲しみ、悔しさや挫折に打ち勝とうとしている人間なのだ。

僻むな、妬むな。




そして沢山の可能性を探っても探っても、まだ手のひらに何も掴めないと思ってる奴。

それは違う。



何かを手にする為に『必死』になることが出来ているなら、その『必死』が財産なのだ。
前に進もうとするその精神が財産なのだ。


私もなかなか目標を達成出来ずにいる。
簡単に届くこともあれば、何故こんなにも届かないのだろうと悪戦苦闘し、悔しくなったりする事ばかりである。


でも諦めない。
まだゴールする時ではない。

私はまだまだゴールする為の折り返し地点くらいでしかないのだ…と。

つまり、ゴールする為にはもっと走らなくてはならないのだと思うのである。



ゴールするまでには、自分のやりたい事とは全く別と思うこともあるのかもしれない。

それを周り道や寄り道と捉えるか、ゴールまでのコースに予め用意されている障害物と捉えるかである。


障害物だとしたら、これが障害物競走だとしたら。


障害物を越えた者にしか、ゴールの資格は与えられない。





近道をしてゴールテープを切る事が目的ではない。
私はゴールテープを切って、記録を残すことが目的なのだから、着実に目の前の障害物を『ゴールする為のアクセス』として乗り越えていかなくてはならないのだと理解している。


頭でわかっていても心が追いつかない時だってあるかもしれない。

それなら『無理しなくていい』ではなく、『無理をしてでも心を頭に近づけていく』。



ストイックに、大切なものを見落とさないように、前に進み続けてこそ。