今更ながらに『ベルサイユのばら エピソード編Ⅱ 12巻』の感想など。


収録されているのはジェローデルが種約のエピソードとオスカルの出生の秘密のエピソード。

ジェローデルエピソードは、その昔にオスカル視点で描かれていた物語を、ジェローデルの視点で再び描かれているので、新鮮な感動が得られて面白かったです! 彼のお相手にフェルゼンの妹ソフィアが登場したのは、水夏希さん時代の宝塚雪組で上演された『外伝 ベルサイユのばら ジェローデル編』からもってきたのかな? 宝塚版とはちょっと違うストーリーだったけど、ジェローデルのオスカル愛が強すぎちゃったせいで想いを伝えることなく終わってしまうという淋しい結末でした(´・ω・`)

オスカル出生の秘密エピソードのほうは、言ってみればそのパパとママの馴れ初め話でした。 原作本編では2人とも年がいっていたけど、こちらのエピソードでは若いときの情熱的な恋愛の末のできちゃった婚を描いていて、今更こんなエピソードを見せられてもなあ(;^ω^A という印象だったかな。




ちなみに宝塚の外伝シリーズは、『ジェローデル編』のほかに『アラン編』『ベルナール編』があって、さらにそのあとは 恐怖(?)のアンドレ編があったのでした
壮一帆は『アラン編』にアンドレ役で、『アンドレ編』にアラン役で出演。真飛聖さんとアンドレとアランの役替わりを見ているみたいだったなあ~
『SUPER GIFT!』の壮一帆は「ベルばらだ×ベルばら」だというので、ちょっとベルばらを思い出してみました。