スマホから宝塚公式サイトにアクセスしたらとても見やすくなっていて驚いた!!(今までのサイトはものすごく見辛かったです)
どうやら全体的なリニューアルだった模様。今まではトップコンビの写真しか見られなかったけれど、全員の写真が見られるようになったのがいいね。


さて、引き続き、雪組『ルパン三世』と『ファンシー・ガイ!』の感想を。

先日観劇した時、ちぎちゃん(早霧せいな)は、アニメ『ルパン三世』を見て動作やらしゃべり方を相当に研究したのだろうなあ、と改めて思いました。
歩き方とか「ふ~じこちゃ~ん」という言い方とかラストシーンで後ろを振り向きざまに手を振りつつ「あばよ」と言うところとか、いかにもアニメのルパンがやりそうな感じ(・∀・)

もちろんその他、銭形(夢乃聖夏)、不二子(大湖せしる)、五エ門(彩凪翔)、次元(彩風咲奈)のメインキャラもそうですよ。
銭形のとっつぁんはもみ上げと下睫毛まで忠実に再現!不二子ちゃんのクネクネして色っぽいしぐさとか、五エ門の「またつまらぬものを切ってしまった」のところとか、次元のくわえたばこでニヒルな雰囲気だとか、ビュアルやらしゃべり方やらアニメを彷彿とさせるものばかりなので、原作ファンの方たちも嬉しかったでしょうね。

あとゆうみちゃん(咲妃みゆ)演じるマリー・アントワネットの着ているドレスが、肖像画でよく見る淡色な色合いのドレスで史実に忠実に再現しているのもよかったです。『ベルサイユのばら』のマリー・アントワネットの衣装はなぜか紺とか赤とかの濃い色のドレスが多くて、なんかあの時代のドレスとはいまいち違うのでは?という違和感を感じていたのですよ。 まあ、宝塚のアントワネットの衣装といったら、あちらのほうが一般的なんですがね。
オープニングでゆうみちゃんアントワネットがばらの花を手に持っているポーズは、こちらの肖像画を再現しているのかな。



それから『ファンシー・ガイ!』は、やはり ともみん(夢乃聖夏)だいもん(望海風斗)の「Time to say good-bye」のシーンで感動してしまいます☆彡
何か歌も泣ける雰囲気なのに加えて、『カノン』で壮一帆氏が着ていた思い出の衣装を見れるというので2重に感動(´□`。) しかしこのシーンのともみんとだいもんは、そもそもロケットボーイの役目を果たしているいうのに、ロケットボーイで泣かせるショーなんて初めてだ!

それから軍服のシーンも好き!椅子にもたれている軍服着たちぎちゃんが椅子にもたれかかった状態で登場!ともみんが現れて男役同士の怪しい絡みになって、それから咲ちゃん演じるキュートな女役と踊ったり、軍服脱ぎ捨てたり、やたらと色気のあるシーンです!

あとフランク・シナトラコーナーの、シナトラに扮するちぎちゃんが教会に迷い込むという設定の幻想的なシーンも好き!ちぎちゃんが天使と悪魔(だいもんとともみん)や過去の女たち翻弄されまくり、ウエディングドレス着た今の彼女(ゆうみちゃん)が表れて踊るけれど、実はすべて幻!嘘だよ~~ん、となって、ちぎちゃん呆然という、ストーリー性のあるシーンです。
これも花組『カノン』のタンゲーラの、蘭寿とむ氏が蘭乃はな氏に操られているシーン彷彿とさせる。

何かいろいろと『カノン』を想い出すことの多いショーでした。