東京公演初日の囲み取材での壮一帆の発言で印象に残ったのは、「大浦みずきさんは踊るフェルゼンと言われていたけれど、それに倣うと今回はアクティブフェルゼンということが出来るでしょう」というもの。

そのとおりで国境警備隊に囲まれて、結局は剣を抜いて戦い、国境を突破するというのは壮フェルゼンのために新たに作られたシーンです。このシーン、初めて観たときから文四郎様を連想して仕方ないです。フランスが舞台だと言うのに、急に時代劇チックになってしまっていいんだろか?しかもともみんジェロが「あなたの剣の腕前を」などとたきつけるものだから、ますますそんな風に見えてしまう。このシーンのフェルゼンとジェローデル、フランス貴族ではなくて完全に日本の武士になってるんですが(^▽^; 晩夏~秋にかけての全国ツアー公演の予習として観るとよさそうです。

そして暑苦しすぎるともみんジェロは、ぜったいオスカルに惚れたり求婚することはなさそう汗
壮フェルゼンはさんざんオスカルのことを「女を捨てた君に私の気持ちがわかるはずはない」などと暴言を吐いたものの、のちに自分に惚れていたことを知ってからはオスカルへの態度が急に優しくなっていて、彼女への思いやりにあふれた態度を見せていて救われました。やはりフェルゼンはオスカルに優しくなくては!

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