横浜そごう美術館でマリーアントワネット物語展が11月18日まで開催中。9月15日から開催していたというのに、気付けばあっという間に11月になっていて、先日慌てて行ってきました。

マリー・アントワネットの生涯を、パリのカルナヴァレ博物館所蔵の彼女に関連した品々と共に振り返ると言う趣向の展覧会でした。カルナヴァレ博物館はパリの歴史に関する資料を集めた博物館なので、フランス革命に関する資料がとても充実。ベルばらファンなら一度は訪れたいスポットです。

展覧会ではマリー・アントワネットに関する解説文がついているけれど「“ベルばら”を読んでいるからそんなことわかりきってるよ」ということばかり。それでもいちいち丁寧に読んでしまう。
マリー・アントワネットが実際に使用していた時計などの小物、タンプル塔でルイ16世が作ったミニナイフ、彼らの子供たちが遊んだゲーム玩具などが興味深かった。もしかしたらカルナヴァレ博物館でも見ている可能性もあるんだけど、何せ10年位前のことなので記憶がアイマイです...
展示物の中には王家に関わりのある名門貴族所蔵の品もあり、リアンクール公爵がルイ16世から譲り受けたという品もありました。リアンクール公爵は寝ぼけ眼のルイ16世に「暴動ではなく、革命でございます」とバスティーユ陥落のことを伝えた人物です。解説文を読んで真っ先に『ベルばら』文庫版4巻の該当シーンが思い浮かんで「ああ、あの人ね~」と納得した私... 

ところでこの展覧会、ファッションやヘアスタイルの展示室は写真撮影OKなので、写真を撮ってきました。

マリー・アントワネットの肖像画のドレスを元に製作したという宮廷用のドレス
$La vie de Crillon

英国風のドレスだったような...
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マリー・アントワネットがプチトリアノンのアモーで着ていたヒツジ飼い風のドレスを再現したドレス
$La vie de Crillon

何のドレスだったか忘れたけど、いかにもこの時代を代表するロココ風のドレス
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こちらもプチトリアノンで着ていた下着風ドレスを元に作ったドレス
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有名な軍艦のヘアスタイル。
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軍艦カツラは宝塚版の『ベルばら』のマリー・アントワネットもかぶっていました。来年の雪組フェルゼン編のアントワネットもかぶるかな?

ところで今回の展覧会はこの軍艦カツラをかぶって記念撮影ができるという特典がありました!こういう機会は滅多にないので私も軍艦カツラで記念撮影カメラただしカツラだけ豪華で衣装は普通の自分の服なので、何かマヌケな感じで人には見せられません(^▽^;)