先月24日に東京・池袋で起きた脱法ハーブ暴走事故以来、最近は宮城で山梨で兵庫でと、脱法ドラッグ絡みの事故が各地で頻発している。お役所もようやく重い腰を上げ、警視庁は10日、厚労省と合同で都内の脱法ドラッグ店68店舗を立ち入り検査。また、きのうは田村厚労相が指定外製品の取り締まりを発表したが、後手後手の感は否めない。
犯罪ジャーナリストの田代篤氏が言う。
「数年前に裏DVD店が一斉に摘発され、その空き店舗にどんどん脱法ドラッグ店が入っていった。裏DVDに取って代わって暴力団の資金源になったのが、脱法ドラッグだったのです。法の網の目をかいくぐって店舗数も急増し、新しいドラッグも次々と出回るようになった。この1~2年で麻薬や覚醒剤とほぼ同じか、それ以上の強い効果の脱法ドラッグが5分の1、10分の1の値段で買えます」
それに伴って交通事故も増えている。警視庁によると、全国の脱法ドラッグの事故は09~11年はゼロだったが、12年には19人、昨年は40人と倍増。意識障害などで救急搬送される患者数も10年は1人だったが、11年に48人、12年は469人と激増している。
東京都では今月1日から、「指定薬物」の購入者、使用者などにも罰則を科す改正条例が施行された。これまでは「売ってはダメ」だったのが、これからは「買ってもダメ」というわけだが、効果のほどは「?」だ。
「業者は摘発を逃れるために次々と『指定外』の脱法ドラッグを開発しています。違法薬物に指定されるまでは1年ほどかかる。売る側も買う側もそれを分かって売買しているので、捕まるような下手は打ちません」(業界関係者)
だから脱法ドラッグ事故が後を絶たない。前出の田代氏が言う。
「最近は製造業者もどんな“バッドトリップ”をするか分からないまま売り出す。使ってみると予想以上に依存性が高かったりする。ほとんどシャブ中と同じで、運転中でも吸いたくなるほど、というわけです。規制が厳しくなるほど危険なドラッグが蔓延する可能性もあるので、販売網を断つぐらい大々的にやることが必要でしょう」
いま売られている脱法ドラッグは「怖くて使えない」と話す販売業者もいるというから、推して知るべしだ。
犯罪ジャーナリストの田代篤氏が言う。
「数年前に裏DVD店が一斉に摘発され、その空き店舗にどんどん脱法ドラッグ店が入っていった。裏DVDに取って代わって暴力団の資金源になったのが、脱法ドラッグだったのです。法の網の目をかいくぐって店舗数も急増し、新しいドラッグも次々と出回るようになった。この1~2年で麻薬や覚醒剤とほぼ同じか、それ以上の強い効果の脱法ドラッグが5分の1、10分の1の値段で買えます」
それに伴って交通事故も増えている。警視庁によると、全国の脱法ドラッグの事故は09~11年はゼロだったが、12年には19人、昨年は40人と倍増。意識障害などで救急搬送される患者数も10年は1人だったが、11年に48人、12年は469人と激増している。
東京都では今月1日から、「指定薬物」の購入者、使用者などにも罰則を科す改正条例が施行された。これまでは「売ってはダメ」だったのが、これからは「買ってもダメ」というわけだが、効果のほどは「?」だ。
「業者は摘発を逃れるために次々と『指定外』の脱法ドラッグを開発しています。違法薬物に指定されるまでは1年ほどかかる。売る側も買う側もそれを分かって売買しているので、捕まるような下手は打ちません」(業界関係者)
だから脱法ドラッグ事故が後を絶たない。前出の田代氏が言う。
「最近は製造業者もどんな“バッドトリップ”をするか分からないまま売り出す。使ってみると予想以上に依存性が高かったりする。ほとんどシャブ中と同じで、運転中でも吸いたくなるほど、というわけです。規制が厳しくなるほど危険なドラッグが蔓延する可能性もあるので、販売網を断つぐらい大々的にやることが必要でしょう」
いま売られている脱法ドラッグは「怖くて使えない」と話す販売業者もいるというから、推して知るべしだ。