8月11日〜14日までは、こっこ実家のお盆です。
こっこ実家の仏祀りは長年じとりばとりが担ってきたが、じとりは2023年・令和5年8月31日のスーパームーンの夜になくなり、じとり100か日の翌日である令和5年12月9日には ばとりがに施設入所し、じとりの兄弟とは長年の遺産相続裁判以来疎遠で、まあひとりっこのこっこちゃんが頑張るしかないよねって話です。
ここの写真にあるようなの、設置したで。中身は位牌やのうて、経木塔婆やけどな。うちの地方は、お社(やしろ)に比してめっちゃデカいピンクのちょうちんとかぶら下がっとって、全体の色もなんかもっと華やかな感じやで。ツイッターXで見たけど、このタイプのお社が、梯子もあるし鬼太郎ハウスの原型ちゃうかって話やで。
11日は日曜、12日は振替休日、13日と14日14時位までの約1日半の有給をとる。ご飯つくるため。
11日は日帰り。昼・夜の2食作った(2膳+三界さんを2回、ということ)。
12日はトリオとピヨオを連れて、こっこ実家に寄ってご飯作ってからトリオ実家へ。
トリオ父も初盆だ。じとりと同級生だ。しかしこっこ実家は空だ。さすがに泊まってる場合ではなく、お夕飯いただいて、ピヨオとふたりでこっこ実家へ。朝・夜の2食作った。
13日、ばとりを施設に迎えに行き、ばとり・トリオ・ピヨオ4人揃ったところで棚経をあげていただく。
ばとりは施設に戻り、トリオは大阪に戻り、ピヨオと2人で2泊した。
ご先祖お膳2つより、三界さんが大変やった。中身一緒でも大変やねんて。むいむい来るしな。
3食中、昼の1回だけおかず作らず素麺とつゆ(昆布しょうゆを割っただけ)と薬味にしたが、ピヨオに運んでもらうときに「ショボッ!」って言われて、はぁそらもうショボおまんなあ。反省はしていない。ご先祖ピープル、卵焼き、食べられへんでしょ。
14日、最後のご飯作って、お寺様に経木を送って行って、帰阪する。
ハタラク! 行って良かった! 大トラブル継続中!(自分の案件なので、上司に押し付けた形)
15日、歳を取る。いつもどおりハタラク。本社の契約担当者に、相見積もり準備書類一式を届ける。準備書類いうたら簡単そうやけど、課長印で上限金額に止め印してあって、それを封筒に入れて紙の重なったところを割るようにさらに止め印。課長印だけで、中に6回、外に3回で、9回ついてもらわなあかんのよ。
昨日こっこが半日出勤しなかったら、上司は今日の休暇を諦めて出て来るつもりだったらしい。そうちゃうかと思ったから行ってんて。
16日
金曜やが、かねてから有給申請してまして。
アンマをもとめて新大阪から新幹線で東京に行こうとしたら、台風の影響で新大阪から名古屋までしか新幹線が動いていない。新幹線のホームは、どんどん人が増えてゆく。靴を含む着替えと 丈夫で大きい男物の傘をもち、予定よりかなり早く出発したのだが、新幹線来ない。。。
やっと来たので、行けるところまで新幹線で進み、名古屋から「しなの」に、塩尻から「あずさ」に身を預け、高田馬場を目指す。新幹線で隣に座った方が推し活の旅の同年代女性であったので、楽しくおしゃべりさせてもらったら、コミコミやそうさく畑までご存知だった。コミコミ主催者は自分の当時の同僚で、スタッフには出身高校の社会の先生がいたんだ。世界狭い。
着いたら1ミリくらいの雨。6ミリの予報はいずこへ、、、着替えすくのぉして、Ta-Daチェア持ってきたら良かったわ。ライムグリーン持ってんねん。なんちゅうか、黄緑。
こんな色やで。
大荷物持ってベルサール高田馬場へ。わー、なんか梅田にありそうな建物。
建物入る。ナンデスカみなさんその軽装。スーパーの開店で並んでそうな感じじゃありませんか。
「生まれて初めて組」の列に並ぶ。赤いPP荷造りヒモで作ったネックレスをかけてもらい、マントラ欲しい人用のラミネート済み説明書を読む。当該説明書は撮影禁止。
トークンをもらい、先導にしたがいエスカレーターで降りて、会場へ。
2列前の左斜めくらいに座っている女性の頬あたりの輪郭に見覚えがある(サイさんちのサワコさんで、あとでお声がけした。声も背も想像より高かった。)。
アンマのエネルギーを入れた水を、小さいおかずカップに配ってもらう。大事なお土産。
隣の方としゃべってみる。せやかてワタイ、大阪のおばちゃんやもの。ボランティアさんらしい、へぇー。東京人ええのぉ。
ダルシャンがスタートする直前に、ボディワイプで簡易にみそぎ、下着や靴下を全とっかえし、新品のオフホワイトのインド綿ブラウスに着替える。あと、ネパリ木の実一式ネックレス2本とドゥルガー女神様のヤントラペンダント2つ(計19枚)をつけ、服の下でゴロゴロさせてみる。
ネパリ木の実一式ネックレスは通常14版と重装備21版とがあり、重装備版は門外不出のところ、ヴィシュワナンダ大師のときは通常版が見当たらずエイヤで持参し、今回は意図的に持参した。重装備版の高価な粒は月給くらい軽くするんで、めちゃめちゃ大事にしている。ヒモ切れて紛失したら泣くし、また手に入れるのは(金銭面だけでなく、運命的な部分まで食い込む勢いで)すごく難しい。
アンマは、噂にあった最終回用の煌やかなお召し物ではなく、特に派手ではないお姿だった。午前中もマントラを含めたダルシャンが行われたとのことで、その事情もあったかもしれない。
体験談、駐日大使のスピーチ、法話、瞑想指導、バジャン、など。この場にいられて、来られて良かった。オームパラシャクティーヤナマハ、オームパラシャクティーヤナマハ、オームパラシャクティーヤナマハ・・・
で、ダルシャンの順番が来て、リンゴやバナナなど果物盛り合わせトレーを買ってアンマにお渡しし(役目としては、板樒みたいな感じ。添えられた花は萎れて一部茶色く、使い回しと思われる)、ダルシャンを受ける。
アンマはとても大柄に見えた。アリスの女王のような。黒に近い濃い色のバラのような。そして「悲」に特化している。なすすべなくこぼれ落ちる定めにある者たちを、ギリギリでもひろいあげる。美しくないものを。手持ちのない者を。感覚の欠けた者を。動きの難しい者を。何かしら足りぬ者を。救いを求める者を。ひいては何にも救いを求めない/求められない身の上の者をも、きっと。先日の大師とは特化の方向がことなる。ターラーのよう。黒葡萄色のターラーだ。ターラーは、「いかに努め、救っても救ってもなお救いきれぬ衆生があること」に観音菩薩(男性)が泣いて、その両目の涙から生まれた女神たち。観音が救いきれなかった者たちをも洩らさず救うため、世にありつづける。
祝福をお願いするため、ゴロゴロたちを外して左手を置く場所(がある。)に置く。「ブレッシング」と請うたが、通していただけたかはよくわからない。
ハグを授かる。脳が「しあわせー❗しあわせー❗」とダイオンジョウで叫ぶのが聞こえる。脳が2個ある感覚。下品な書き方だが、日常ではありえない「脳汁ブシャーッ❗」を体験する。多分、ここは泣くとこ。泣きそうになる。
しばらく舞台上の椅子にかけ、15分くらいしてから舞台から降り、何人かで輪になった椅子に座って、ボランティアさんからマントラを授かる際の説明を受ける。①存命のグルがないこと ②パーソナルマントラを授かったことがないこと(大勢で一気に同じマントラを授かっていてもOK) ③1日108回以上唱えること ④他者に洩らさないこと ⑤凡ての人をアンマと思って接すること(激ムズ。コンクリ事件の犯人とかよぉ慕わん。)
長時間立っていたら脚にきた。痛い。直前の人までは椅子にあたったのに、ああ、黄緑のTa-Daチェアよ。いとしのきみよ。きみどりよ。
舞台に再度上がり、アンマからマントラを授かる。自分が毎日唱えてるものでない。。。しかし有名なものではある。舞台からおりて、マントラの紙と、注意事項の紙をもらう。同じ尊格を希望したら、同じマントラを授けられるものと推察。
会場を出て、通路?廊下?で楕円になって座り、各人スワミジから(通訳さんを通じて)意味を教えていただく。それはそれは有り難い内容だったが、どの人格神にも該当するよなぁこれは。。。
会場に戻り、いろいろ買ってみた。アンマの身につけた木の実とか。色ガラスのビーズとか。チャンダンペーストは、不義理しているヨガの先生に送る予定(お越しにならなかったようだ)。
なお、通常14版のネパリ木の実一式ネックレスは50万円以上していた。 ゚ ゚ ( Д )( Д ) ゚ ゚
カレーなどの食事はなくなっていて、やむを得ず柿の種フロランタン風にしたら、柿の種と多量の砂糖とカレーの味がする。喰って混乱。眠くて胡乱。
隣の方は、「マントラいただいたので」と、レッドサンダルウッドかローズウッドかのマーラーを購入されていた。「女神のジャパに向きます。あと、ガネーシャ神にもよろしいです。」と言ったら、すごくびっくりされた。この方は、アンマご自身のマントラをくださるよう、お願いされたのかもしれない。ボランティアさんだし。
17日の朝5時15分にダルシャンはお披楽喜となり、特にすごいエンディングはなかったし、人人人で隠れて退出のお姿は見られなかったが、満ち足りた。バラの花びらの袋入りパンパンのを求め、今度こそ品川から新大阪まで新幹線で帰宅した。疲れきったし、近年まれに見る身のキチャナサよ。新大阪駅から徒歩で帰れるありがたさよ。
水や花びらは、帰阪してから知り合いのインド人たちに配った。
大阪でいろいろ買い求め、和歌山の実家へ。18日のじとり1周忌法要に向けてラストスパート。
今回、どうしてもアンマに会いたかった理由はこちら。
カリユガにおいて、どんな適合性やその他の判断もいらないマントラは以下の通りだ。 1.あなたのグルが教えたマントラ
2.クリシュナのあらゆるマントラ
3.夢の中であなたに与えられたマントラ
4.イニシエーションでなくても、女性の熟練者によって授けられたマントラ
5.一つの種音節のみから成るマントラ
6.3つの種音節のみから成るマントラ
7.20文字以上を含むマントラ
8.すべてのヴェーダのマントラ(非ヴェーダのマントラは数多くある)
9.5文字のマントラ
10.8文字のマントラ
マントラが効果的であるためには、特に上記10のカテゴリーに当てはまらないマントラの場合、イニシエーション、適切な祈り、マントラヨガの教義の完全な順守を必要とする。
18日
16日に白内障の手術で来られなかったはずの母方叔父と、その妻である叔母(母の実妹)が、手術が延期になったと助けに来てくれた。
おかげさまで、家での法要だけでなく、お墓での法要にもばとりを出席させてあげられた。いくら感謝しても足りない。感謝しきれない。今生で叔父叔母に恩を返せることはないと思うので、なにかあったら従姉妹を応援していく所存。
ばとりの巡礼した西国33か所&四国88か所と、高野山の南院様のじとり永代供養証とで、軸3本をかける。トリオもピヨオも177か8cm位で、便利。
若いんぎょ様が来てくれはって、法事はつつがなく終了。
今回も、葬儀社の花平様からお花をいっぱいもろた(ことあるごとに、お花を門口に置いておいてくださるのです)。ありがたい。いつか来るばとりのお葬式も是非お願いしたい。また、初盆の社や空の骨壺も持ち帰ってもらえて、すごくありがたかった。
密度の高い1週間やった。
はしょって書いても草臥れた。
追記
ダルシャンを受けてから、お守り、特にペンダントをあまり身につけなくなった。自分の来し方からすると、驚異的なことである。
西洋魔術の達人が「身体は最高の磁性体」と書いておられたが、アンマの祝福で活性化されたのかもしれない。