27  メディアが思考麻痺を仕掛ける

「原発事故で死んだ者はいない」、
「年間100ミリの被曝なら問題はない」、
「放射性物質は海水の浄化作用によって消える」、
「核汚染された魚でも骨を食べなければ安全である」、
「甲状腺ガンは転移のない安全なガンだ」
など、これらの囈語(たわごと)は驚くべきことに全国紙と
その系列局による公式の見解(アサーション)なのだ。
つまり我々の非科学性とは文化変容(新聞テレビのイデオロギー教育によって思考や振舞いが決定されること)の所産なのである。
 《放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか 74頁》


このようなマスメディアのプロパガンダで思考麻痺した頭には
福島県南相馬市立総合病院の事務課が作成し、同市議会議員の大山弘一議員に提供したがんや生活習慣病の患者数推移データを見ても、何の危惧も抱かないのであろう。
放射能汚染による健康被害が粛々としかも明白に進行しているというのに!


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