オイラには霊感がない。

時々、おばあちゃんが巫女で、とか
代々神社の人とか、
霊力があり
彷徨う魂が見えたりする人たちがいる。
そんな人たちに必ず言われる。
「あんたには霊感はない」と。

昨年夏、おうじろうが病院で亡くなり
遺骨が戻ってからのこと。
二度ほど、おうじろうが
足元を走り抜けていく姿を見た。
いつもどおり素早かったので
見えたのはお尻と尻尾。
顔は見てない。
不意な出来事だったので
幻影ではない。

暑い夏も過ぎ
10月半ばにおうじろうの満中陰。
その3日ほど前、
そろそろ涼しくなってきたなぁということで
おうじろう愛用のカゴを出し
ブランケットを一枚敷いて
リビングガラス戸越し
外が見える位置に置いた。
カゴは久々。
最後に
おうじろうを入れてやろうと思ったのだ。
おうじろうの遺骨をカゴに入れてやった。
すると、おうじろうが喜んだ。
ぶるって。。。
びっくりした。
そのあと何度もやったが
もう、ぷるってならなかった。
気のせいじゃない。
だってそんなこと起こるなんて、
想像もしていなかったから。

白黒猫のシューは
満中陰の日に夢に現れた。
なので、おうじろうも
夢の中で最後の姿を見せてくれるかなぁと
そっちを期待していたのだ。
おうじろうは
一度も夢に出てきていない。

今日、ベッピーの満中陰。
走り抜ける姿もなく
夢にも出てこず
何事もなく今日を迎えた。
ベッピーは
この世になんの未練もなく
あの世へと旅立っていく。
そんな気がした。

ベッピーはピーちゃんが姿を消した時
とても心配そうな顔をしていた。
あちこちピーちゃんを
探しまわっていたのかもしれない。
ピーちゃんが姿を消して1ヶ月くらいして、
ベッピーはピーちゃんへの思いを
振り切ったのか、普段どおりの笑顔で
みんなと接するようになった。
そんな姿を見るのが辛かった。

とっても仲良しだった
ベッピーとピーちゃんは
天国での再会を喜んでいるだろう。
やっと会えたね、よかったね。

にしてもベッピーってこんな写真ばっか。
すっごく可愛い顔してたのに。一枚も可愛い顔の写真がない。でも、しっかり覚えてるから。忘れないから。またね。