クリニック① | マウルルちゃんの平凡な一日

マウルルちゃんの平凡な一日

主に私の乳がん体験記を書いてます。

先月の最後の土曜日に、姉とモナオくんとで、大阪のとあるクリニックに行ってきました。

還元電子治療、活性化リンパ球療法、ワクチン療法、温熱療法などの代替医療を行っているクリニックです。

こういうクリニックに行くのは初めてなので、ちょっと抵抗がありました。

でも、
昨年の5月に再々発してから今現在まで、
少し良くなっては悪化⇒少し良くなっては悪化を繰り返していて、どうも負のスパイラルに陥ってしまっているような気がしていて、

この負のスパイラルから抜け出す打開策が見つかるかもしれないという思いで、今回、カウンセリングだけでも受けることにしました。

2時間のカウンセリングのところ、気付けば3時間近くも先生とみっちり話していました。

そのカウンセリングで、負のスパイラルから抜け出せそうな情報を得ました。



それは、
『リンパ球を1000以上にする』です。

リンパ球は白血球の一つで、“自らガンを見つけてやっつける”という、とっても大事な役割をしてくれています。
有名なNK(ナチュラルキラー)細胞もリンパ球の一つです。
いわゆる、自己治癒力とか免疫力とか言われるものです。

そのリンパ球が“1000以上”あれば、ガンに打ち勝てる自己治癒力が十分に備わっていて、
『発症しにくく、もしガンになっても治りやすい』
体質になるんです。

血液検査で簡単に確認できますが、皆さんはチェックしてますか?

私、今まで、ほぼスルーしてました。
白血球全体の数値しか見てませんでした(^-^;




☆では逆に、ガンが増殖しやすい体の環境は?

それは『体の酸化』です。

体が酸化する要因は“ストレス、低体温、低酸素”で、

交換神経が優位になり、いつも緊張している状態です。

低体温だと、いくらリンパ球が多くても動きが鈍くなります。


また、
白血球は、顆粒球(好中球、好塩基球、好酸球)、リンパ球、単球に分かれます。

その割合が、

白血球100に対して、だいたい顆粒球60:リンパ球35:単球5であれば、理想的みたいです。

そして、この“理想的な割合”がとても重要なんです。

顆粒球は、ウイルスなどの外敵と戦ってくれる大事な役割をしていますが、
戦いを終え死滅した顆粒球は、なんと“酸化”してしまうんです。

リンパ球の割合が減って、顆粒球が増えると“ガンが増殖しやすい環境”になってしまうんです。


そこに加えて、三大治療(手術、抗がん剤、放射線)で、ますますリンパ球が減少。

特に、放射線治療は一度減ったリンパ球が復活するのに一番時間がかかります。




私、家に帰ってから、過去の血液検査を確認しました。

昨年の1月から血液検査の紙が残っていて見てみると、

昨年の1月から7月まで、常にリンパ球が1000~1500近くありました。

白血球自体は3000前後と今とあまり変わりないけど、
その内訳は、顆粒球55:リンパ球40:単球5とほぼ理想的。


でも、
7月8日1498⇒8月4日232と、たった1ヶ月でリンパ球がガタ落ちしていました。

その間何があったかというと、
“放射線治療”なんです。

それ以降、リンパ球はほぼ200台、

割合も、顆粒球85:リンパ球10:単球5、と顆粒球優位状態。

しかも私は、胸水と貧血で、常に酸素不足。

肺に転移してから、37度前半の微熱が続いて、高体温をキープしていましたが、先々月に輸血をしてから、平熱にダウン。



負のスパイラルの原因は、正しくこれらじゃないですか!!!




解決編につづくsoon