子役の頃から応援している片岡千之助丈の「歌舞伎以外へのデビュー舞台」を観ようという家内の手配で、久しぶりに、東池袋・あうるすぽっとへ。
翻訳音楽劇「THE HISTORY BOYS」で、千之助丈の際どい科白も多い主役級の活躍に喝采。
流石は仁左衛門丈の孫で、祖父が片岡孝夫を名乗っていた頃を思わせる。
舞台はイケメン少年8人の学園群像劇だが、同時に、校長を含む教師4人の歪みを描くもので、講師業の私には後者の方が身に染みた。
冒頭から教師役の石川禅さんの歌唱と生ピアノに魅了され、舞台上においたカメラを用いた演出の面白さに膝を打った。
28日まで。