もりのブログ

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と、いうわけで期待薄な赴任治療中である。
つっても俺はすでに帰国しており、途上国にいる現地妻と家族が現地の病院で孤立奮闘中。

4分割と8分割した胚子を見せてくれた。それを今日移植したという。まあこいつらが形になる確率はせいぜい2、30%がいいとこだろう。ぎりぎりまで成長させた杯盤胞ではなく初期胚であるため成功率が低い。遺伝子異常の可能性もあるし人工的に作成されたものなのでやっぱり弱いのではという懸念がある。

俺が現地にいた昨年9月に作成凍結、それ以降母体を安定させるため病院指示で半年ほど待たされたようだ。現地の医療水準に疑心暗鬼だったが、ひとまず一歩前進といったところだ。

かかった金は50万円ぐらいか。日本でやるとウン百万かかるらしいので、発展途上国でやるとかなり安くあがるということだが、結果が出なければ意味がない。

年のせいか幼少時のキ○タマが腹に埋まる先天障害のためかわからないが精力が弱いと言われた。相手はpolypの除去手術をわざわざやったようだ。
途上国の医療水準なので、検査結果はあまり信頼できず、本当に自分が原因なのかわからない。

年齢考慮して不妊治療の段階としてはいきなり最上位のISCI(卵細胞に直接注入)
あと奇形が多く卵の殻を破るのに必要なアクロソームが欠乏しているのもこの方法を選択した一因のようだ。

日本のやり方だと女が痛いの嫌がるためか「自然に近いやり方から徐々に」段階を上げていくらしいが、それを3段階ぐらいすっとばした形になる。日本のような無駄に年を食うグダグダ治療にならず時間の無駄は避けられたと思う。

日本のやり方→とりあえずタイミング合わせるタイミング法→ち○こより長いやつで奥に注入して移動距離を短くするiui→卵子摘出してシャーレで混ぜ合わせるなんとか法→ISCIという流れになるようだが、これだと何年かかるかわからず時間を棒に振る可能性が高く、批判の的になっているようだ。

いきなり痛い治療をよくやってくれたと思う。現地妻には敬意を表したい。ただその苦労が実を結ぶ可能性は低いのが苦しいところだ。
神のみぞ知る、相方のやっているカトリックの教えがふと浮かぶ。

まあ、できたところで所詮「あいのこ」なので