ROOM
星の降る夜
まだ 私が自由な翼を持っていた頃
雲の上までお散歩して 星の合間に
あなたの部屋の明かりを見つけた
その時はもう 地上にある私とあの人の部屋は見えなかった
私は あの人を待つことに疲れて
もう戻らないつもりで 明かりを消して 部屋を出た
あなたの部屋は温かくて 優しい光と ふわふわの絨毯
コーヒーは少し甘くて チョコレートがたくさんあって
居心地が良すぎて 私は居続けた
大好きだった
「心の隙間に 優しさはいつも居場所を求めて入り込む
その優しさはね 本当は 君の寂しさの影なんだよ」
空の上から見えた私たちの部屋は 真っ暗だった
心が出て行った部屋には 明かりがつかないの
その暗い部屋で待っていたのは 私の子供たち
その部屋に明かりをともすことができるのは 私か あの人だけ
「信じて、って言う人を信じたら駄目
ほんとうに信じてもいい人は 自分を信じてなんて言わない
同じようにして 君が悪い人を信じてしまわないように」
私は明かりをつけに戻ったの
子供たちは 暗がりを怖がるから
明かりをつけたら あの人は戻ってきた
きっと光がないと 帰り道が分からないんだと思うの
「おかえり」
「ただいま」
二つの心は ひとつの部屋で
泣いたり 笑ったり
抱き合ったり 背を向けたり
出て行ったり 戻ったりを繰り返しながら
明かりをともし続ける
どんなに窮屈でも 退屈でも
そばに居ながら どうしようもなく寂しいときもあるけどね
この部屋で 私の心は眠るの
もう空の上には 戻れない
I liked your room.
That was so sweet like you.




