昨日、観に行ったのは、アメリカン・スナイパー
クリス・カイルさんの自叙伝を映画化したという作品。
予告編を観て、観たいな、と思っていた作品。
公開初日だったからか、大人向けの映画は
いつも空き空きのイクスピアリにしては、
かなりたくさんの人が入っていました。

アメリカン・スナイパーのポスター画像拝借

史上最多、160人を射殺したスナイパー。
でも、それはもっと多くの仲間を救っている。
だから、そのことを後悔したりはしていない、
後悔しているのは、助けられなかった仲間がいること。。。

アメリカの兵士にとって、またその家族にとって、
彼はヒーローなのかもしれません。
でも・・・そう単純に見ることは出来ない。

現在、シリアやその周辺で起こっていることを考えると、
非常に複雑な思いです。

憎しみの連鎖は、やっぱり何も生み出さない。
戦争は、破壊行為以外の何物でもない。
そこに住む人々の生活も、街も、文化も、
肉体も、心も、みんな壊してしまう。
地球上から、こんな愚かな行為がなくなる日が
一日も早く来ることを願います。

個人的には帰国後の彼が、心を取り戻すまでの過程を、
もう少し見たかったかな、なんて思いました。