今日はついに卒業式。卒業と言えば別れ。これまでの卒業では、会おうと思えば卒業後もいずれまた会えるという別れでしたが、今回はちょっと違います。日本とアメリカ、高いお金を払って航空券を買って、主要都市まで片道13,4時間。しかも多くの地方都市には直通便が無く、そもそも空港も無いところだってあります。お互いそれをわかっているので、別れもその分辛い。再会と連絡を取り合うことを誓い合う言葉には、お互いに自然と気持ちが入ります。

クラスメイトとの別れの後には、パデュー大学のインターナショナルフレンドシッププログラムで仲良くなった地元のご家族と最後の食事。気持ちのこもったプレゼントも用意してくれていました。食事の後は別れを言い出すのが辛く、レストランの駐車場でしばらく話をしていましたが、子供たちのお昼寝の時間になったため、やはり再会と連絡の取り合いを誓って別れました。「卒業生のためのイベントに参加しにまた来る機会があるかも」と話したら、「そのときはうちに泊まって」というあたたかい言葉ももらいました。

ここで学んだ知識もそうですが、やはりここで得た友人は私にとって一番貴重な財産です。