もしも・・・。
「○○人間」に変身するとしたら
あなたは、どんな「○○人間」に変身したいですか・・・?
「お化け!!」
「あたし。化け猫描く~!」
「ハムスター描く!」
ちょっと待った!!
イイですか?
化け猫やお化けや動物そのものを描くんじゃないよ。
自分が変身したい「○○人間」を描くの。
例えば・・・・・。
と、言ってるはじから
「棒人間、描く~♪」とか
冗談を言う。(笑)
棒人間というのは、線だけで描いた記号のような「人(動物)」の事。
アート・セラピ―では、スティックフィギュアともいい
自分を粗末にしていたり
自己肯定感が低い場合などに描くとされています。
みんなは、
こんな「○○人間」に変身したいみたい☆
「ウサギ人間1号」
「うさぎ人間2号」
「のっぺらぼう人間」
「かわいい猫人間」
「バッタ人間」
「黒板人間」
なんだ。結局、誰も棒人間は描かないんだ。(笑)
そしてね。
この後、私が絵主に絵を見せながら
この人間に変身すると、どんなことができるのか?
なぜ、この人間に変身したいのか?とか・・・。
「質問」をするの。
子ども達は、急に真面目顔になって
真剣に答えるよ。
これが、「ほほう~~。」と
感心したり、意外だったりして面白い。
その言葉を
絵の裏に書きとめます。
それをじっくり眺めていると
無意識からのメッセージが、キーワードとして現れているのに気が付きます。
お迎えの時、保護者の方に
キーワードから考えられる解釈をお伝えすると・・・。
「あ~。それ。凄くわかります!!」と、納得されていました。
大きな子には、
私が描いた絵を見て、簡単なお話を作ってもらった。
ほんの数行の物語にその子の課題が見えてくる。
「もしかして、こんなふうに思ってる?」
そう切り出すと、
何となく感じていた、諦めや沸々とした感情が明確になってくる。
気持ちを誰かに聞いてもらえるだけで
こころが軽くなる。
絵には、その子を成長へ導く
無意識からのメッセージが現れているんです。
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