安曇野は今、
1年で一番美しい季節を迎えています。
木々の成長。
緑が、ますます眩しい季節です。
木曜日は、子どもこころアート教室の松本教室でした。
教室が始まって一か月。
松本教室の生徒さんの年齢層は
4歳~19歳!!
だから、年齢相応の
いろんな段階の表現を楽しめあえたり、
異年齢の群れ遊び的な・・・と、言うのか。
もう、小さな社会学習の場のようでもあり・・・。
そこが、良いところです。
この日は、各クラス合同で「宇宙組」と「海組」に別れ
大きな紙に描いてみました。
左が宇宙の絵。右が海の絵です。
この絵のいい所、好きなところの感想を聞いたんだけど・・・。
みんな、言葉に詰まってた。
だよね。
普通は、そういう反応だと思う。(笑)
「せっかく、描いたのに、誰かが上に描いちゃった。」
「ぐちゃぐちゃで、なんだか変だな。よくわからない。」
・・・そんな気持ちが、真っ先に来るんだ。
だから、言えないよね。
いい所って言われても困るよね。
みんな、正直で素敵な子たち。
「これを言ったらいけないよね。」
「誰かに悪いよね。」多方面に気遣って
頭で考えちゃう、いろんな事。
でも、
頭で考えると、かえって複雑にしてしまうこともある!
ただ、見る。
ただ、感じる。
「色がきれいだ。」
「こんな、魚がいたら釣ってみたい。」
「なんだか、楽しそう。」
「もう一度描いてみたい。」
「この赤丸なんだろう?」
きっと、半年後になれば、こんな感想が
出てくるようになるんじゃないかと思う。
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
目の前の出来事に意味づけしているのは、自分自身。
自分の価値観だけにとらわれず
客観的に。素直に見られるようになると
障害だと思っていたことが、単なる思い過ごしだと気づいたり。
厄介ごとの突破口が見つかったり。
案外、イイ感じの自分に気づくことができます。