最近の公園は、
動物の排泄物や感染症などの衛生上の問題から「砂場」が姿を消しつつあります。
小さなお子さんにとって「砂遊び」は、
砂が渇いている時と、雨で湿った時、
季節ごとの温度の違い、
そのさわり心地や扱いの違いについてなど
美術的にも理科的にも
たくさんの体験をすることができるので、
感覚器官の発達を促したり、情緒の安定・成長に効果があります。
そんな、優れものが
時代の流れ、社会の変化で
また一つ減っていくようで・・・。
大人の一人として、ちょっぴり寂しい気持ちです。
さて、今。
ここアトでは「ミニチュア・ガーデン作り」をしていますが
これが、子どもたちにとっても好評なんです!
絵を描くつもりで来たのに
材料を目にしたとたん、
キッラーーーン!
次の瞬間は、もう
材料選びです。
材料の中には、砂も用意してあります。
砂を手にした、どの子の表情も柔らかく、
とっても良い表情をしておりました~
皆さんも
白いビーチを想像してみてください。(^~^)
サンゴが砕けて、できた白い砂の中に
両手をサクッと入れて
動かしたときの感触を想像してみましょう。
そして、砂を両手ですくい
指の隙間から零れ落ちる砂を
ただ、ただ見つめている・・・。
贅沢な時間を味わうだけで
こころが、ほっこり緩みませんか