少しずつ春の気配を感じて、なんだかわくわく・そわそわしてきます。
というわけで、昨日はむさしの森珈琲で朝ご飯を食べてきました!
食パンがおいしくてびっくり! スクランブルエッグもベーコンもいい感じ。
ゆっくり朝ご飯、たまにはいいですね。
で、本日の本題。
「完璧な人はいない」ってよく聞きません?
「誰にでも欠点はある」とか
「少しくらい抜けていた方が(できないことがあった方が)人間らしくていい」とか
そうなんですよねぇ。実際、ちょっとしたドジとかで笑いを取れる人って、とても魅力的だと思う。
それでも、「あちゃぁ、やっちゃった……」っていうとき、本当にしんどかった。
いや、今でもしんどいけど。でも、若い頃はもっとずっとしんどかった。
できない自分なんて、人に迷惑をかけるだけだからいなくなった方がいい、なんて思いこむ程度にはしんどかった。
頭ではわかっているんです。
初めから何でもできる人はいないし、人はそれぞれ違うし、誰かにとって完璧に見えたとしても、別な人からすればダメダメかもしれないし、暗くて何を考えているかわからないといわれている人が、別な場所では話をよく聞いてくれる人と評価されたりする。逆に、元気ではきはきしている明るい人が、騒がしくて落ち着きがないと言われているかもしれない。
あー、完璧でなんでもできる人になれたら、人生楽しいだろうな。
なんて、本当にそうでしょうか。
私は、人生って、どれだけの経験をしたかだと思っています。
人はどんどん変わっていく。服や食べ物の好みも、価値観も。
体の細胞も入れ替わっていってしまう。常に同じ「自分」じゃない。
変わるのは、完璧じゃないから。「ああなりたい、こうなりたい」という欲があるから。
完璧だったら、それ以上経験する必要はない。だって、完璧なんだから。
固まってしまう。止まってしまう。
「そうか、そういうことか」とか「あの時ああすればよかったんだ」という気付きは、不完全だからこそもたらされるもの。
もうすぐ新年度。新しい学校、新しい職場、新しい人間関係という方も多くいらっしゃるでしょう。そこには緊張と失敗がつきもの。
赤ちゃんが何度転んでも立ち上がり、やがて自分の力で歩き始めるように、へこたれず、タフになって学んでいきたいと思う。
「なんであんなことしちゃったんだろう」ってもだもだすることも、きっとたくさんあるだろうけども。