新しい推し著者( *´艸`)
最近見たタイプライターズに出ていた小川哲さんの小説の書き方の本が面白かったので『君のクイズ』を買って読んでみた。競技クイズの番組で、相手の0文字回答の前に敗れた男が番組を振り返り0文字回答の謎を解き明かしていくミステリーだ。0文字回答とは、問題が1文字も読まれない前に問題を予想して答えることで、普通ならあり得ない。興味を持ったのは、この小説は作者自身書き始めた時には0文字回答の答えをまだ見出していなかったところで、書きながらパズルのようにこねくり回して答えを見つけようとした小説の書き方が面白いと思ったのだ。よくプロットのない作家もいると聞くが、ミステリーだとそれはやりにくいだろうなと思った。答えは書かないがほぼ納得できる回答が導きだされていて読んでいて楽しかった。東京大学大学院博士課程まで進んでから作家になった超頭のいい人なのだが、わかりやすい日本語で誰にでもわかる文章で面白いストーリーが描かれていてファンになった。新しい推し?( *´艸`)この本はミステリーだけど、デビューはSFだしこれからいろいろな分野の本を書いてくれるかと思うととても楽しみ!さっそく2冊目を手に入れた。