また私の私的なことで申し訳ないが、私の婚約者が明日来日しようとしている。インターネットで知り合ったので、私の友人から道場生まで、今、

流行りの詐欺師と言うレッテルを貼られてこの一年間を私はイバラのムシロの上に座らされている

想いであった。いつ日本に来るのですか?いつ、お金送金して来るんですか? テレビ電話で話したことあるんですか?クエスチョンマークだらけの会話に閉口する毎日だったが、彼女自身の努力と執念の渾身のチカラで、彼女の銀行から連絡入り、私への支援の融資、一千万円が明日届き、彼女がやっと来日して私に会いに来ると言う。

私はクリスチャンでは無いけども、彼女が敬虔なクリスチャンなので、このクリスマスの時期に神さまからのチカラを得たのでは無いかと私には

思えたのである。私の中身は半分くらいアメリカンで、半分くらいは日本人である。何故なら、私は二十歳を過ぎた頃にはアメリカに在住してから四十年間をカリフォルニア州で生活して来たからである。先日も私の古巣のサンフランシスコ講習会を終えて帰国したばかりで、昔からの友人宅で一カ月滞在して旧交を暖めて来たのである。とても懐かしく思ったのである。人間はさまざまな夫婦の形があるに違いない。私にはすでに二回の

結婚歴がある。こんな事言うと、悪いイメージが浮かぶかもしれないが、当の本人の私はすごく

まじめに、真剣に結婚に対して来た想いがある。

今回もそうである。みんな私の道場生には、お前ら、私が若い女性たちのケツを追いかけ回していると思っているだろうが、それは違うよ!そんな

チャラチャラした気持ちじゃない、真剣に結婚を

意識して付き合おうとしているんだ。と言っていたが、信じてもらえない。仕方ないので、私が呼ぶか?彼女が来るか?の二つに一つの選択肢しか無かったのである。私が呼ぶと、詐欺師にカネを渡すと思われる。最後の最後に、本人自身の決断

で、今回の件は終了することになる。

花には百花繚乱と言って、さまざまな花が咲いて、我々の目を楽しませてくれるが、結婚もさまざまな形があるようにいろいろな色や形があって

良いのではないだろうか?要するに、お互いに愛

する気持ちがあれば、その愛を育てて行く意志が

あれば、花が咲くものではないかと思った次第で

ある。私の婚約者が明日来日してすぐに私は彼女

を入籍して公式に結婚を日本の行政に届ける覚悟 である。ちなみに彼女は半分日本人、半分ロシア人である。私には人種の違いは気にならない。