おはようございます。
気温は22,3℃、天気は雨が降りそうな曇り空です。
現代はどこに行くにも自由ですが、江戸時代はその自由が効かず、許可を得て、初めて旅行ができました。但し海外旅行に関しては、現在もパスポートという許可証を貰わねばなりません。
され江戸時代は街道の中に関所というものがあり、そこでパスポート、つまり通行手形を見せねばなりませんでした。
有名なところでは東海道の箱根の関所です。
ちなみに東海道では箱根の他に浜名湖に新居の関所がありました。舟渡が終わった後なので、取り調べがしやすかったのでしょう。
中山道では坂本(碓井)の関所や、
木曾福島の関所がありました。いずれも山間部が迫った狭隘地なので、避けることが難しい場所だったからでしょう。関所やぶりは重罪です。死罪の場合もあったそうです。
大都市江戸の入り口には関所ではなく木戸が設けられています。有名な高輪木戸。ここで安全な人だけを通していました。
そう言えば最近できた「高輪ゲートウェイ」という駅も元をただせば「高輪の門」だから、まっとうな駅名ですね。