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 昨日はリクルート事件に少し触れましたが、今日は汚職事件でもインパクトのある大蔵省(現財務省)の通称「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」について書きます。

 日本の企業風土として接待は普通ですが、それが民間と公務員となると少し問題があります。で、当時の企業(銀行や証券会社等)のMOF(官僚担当)は、大蔵省の官僚を接待するのに考えます。通常の料亭等では、あからさまなので考えられたのが喫茶店風のしゃぶしゃぶ店。あきらかに風俗店です。

 当時新宿にあった「楼蘭」というお店で接待したそうです。ま、名前の通りのサービスですね。

 で、これが発覚して、大蔵省の官僚等が処罰を受け、監督不行き届きということで、大蔵大臣や日銀総裁が辞職することになりました。

 しかし接待にこのような店を使うとは、MOF担当も考えたものですし、官僚も喜んで参加したことでしょう。

 昭和の接待事件のお話でした。