おはようございます。
気温は6.9℃、天気は晴れの月曜日です。
皆様ご存じの新幹線。
その駅のことですが、なぜ大都市の大阪は大阪駅ではなく、新大阪になるのか不思議と思いませんか。そのことに関連して申し上げます。
新幹線の線路形状(線形)は、高速で列車を走らせるために、できるだけカーブを少なくして直線に近づけます。ちなみに東海道新幹線の場合は2500R(半径)で造られましたが、それ以外は高速を維持するために4000Rとなっているそうです。
カーブの代表として熱海カーブ。
ここがいちばんきつそうですね。特に熱海は通過列車も多いから、高速を出すのが難しそうです。
意外とこんなところもカーブがあります。あっ、青色が新幹線です。
仙台駅も結構曲がっています。でもここは全部の列車が停車するので、減速します。
北海道では、なぜ函館に行かないのか、函館は恐らく全列車が停車すると思われますから、カーブが急でもよかったのかもしれません。大人の事情ですかね。
さて大阪の場合ですが、
大阪駅に新幹線を通すとなると、大きなカーブが2つ必要になります。また淀川に橋梁を2つかけねばなりません。新幹線が将来西に向かって伸びることをかんがて、敢えて大阪駅まで通すことをしなかったようです。
県庁所在地は、ほとんどの場合在来線の駅に新幹線を乗り入れる場合が多いですが、大人の事情で新駅にする場合もあるようです。