おはようございます。

  空は快晴、気温は17.8℃の朝です。

 

 

 幕末の歴史には、必ず出てくる「桜田門外の変」。

 大老井伊直弼が江戸城へ登城中に、尊王攘夷を叫ぶ水戸藩氏などに襲撃されて首を討たれたという話です。

 まずは井伊直弼。

 彦根藩主で大老です。

 黒船がやってきて、開国を迫られたときに朝廷の許可なく開国したことや攘夷派の面々を処罰したので怒りをかっていました。

 彦根藩邸と江戸城はすぐ近く。この間で襲撃を受けたのですが、彦根藩の警備は60名近く、襲撃した水戸藩士は18名(1名、薩摩藩士が加わっています)

 で、長くなりましたが今日のお話はここから。

 襲撃者は1名の死亡でしたが、彦根藩は多数の死亡者とけが人を出しました。そしてこの事件の後の彦根藩の処罰です。

 死亡者はおとがめなし。重傷者は追放、軽症者は切腹と御家断絶、逃げたものは斬首と御家断絶という厳しい処罰でした。

 自分とこのお殿様を守られなかったということで、厳しい処分になったとか。

 これも歴史の一面ですね。