おはようございます。
いよいよ朝は長袖になりそうな14.8℃、天気は見事な秋晴れです、まだ暗いけど・・・・。
先日、世界史の中の「科挙」について申し上げましたが、今回は世界史では必ず出てくる「カノッサの屈辱」です。
教科書では、神聖ローマ皇帝のハインリヒ4世が、ローマ教皇グレゴリスス7世から破門をされて、それを解いてもらうために教皇のいるカノッサに行き、裸足で門前に膝まづいたというところでしょうか。
いかに国王と言えども、中世では教皇の力が強いということを教科書には書いてあります。
これが教皇の居たカノッサ城だそうです。何で、そこまでへりくだったかと言うと、神聖ローマ皇帝を名乗るためには、教皇から戴冠を受けなければならないという決まりがあったそうです。
さて、教科書ではここまでのとことですが、この話には続きがありまして、無事神聖ローマ皇帝になったハインリヒ4世はカノッサの屈辱を晴らすべき、今度はイタリアに遠征して、教皇はサレルノに避難し、そこで憤死したそうです。
要は。「あの恨み晴らさでか」というところでしょうか。やっぱ教皇より軍事力を持っている国王のほうが強かったようですね。
世界史の中には、こんな物語がたくさんあるようです。