おはようございます。
放射冷却現象とやらでしょうか、気温は4,8℃で天気は晴れです。何やら今週は寒気が来るそうで寒くなりそうです。
昨日に続いて大好きなお城の話です。
今回お話する廃城とは、戦などで敗れて壊された城や明治になって壊された城ではなく、戦わずして何らかの理由で(恐らくは必要なくなったので)廃城とされたものです。
まずはかの有名な名護屋城。
朝鮮出兵のために筑前の国に建てられた巨大な城です。秀吉が死んで必要なくなったので廃城に。資材は唐津城などに使われたそうです。でもそのまま住もうとする大名はいなかったのでしょうか。あまりにも大きくて維持費も大きいので持て余したのかな。
次は肥前名島城。あまり聞きなれないかもしれませんが、あの小早川秀秋が関ケ原以前に住んでいた城です。
合戦後、備前に国替えになりそのあとの黒田氏が福岡城を築いたので廃城になりました。いまはほとんど何も残っていないとか。
聚楽第も列記としたお城です。秀吉さん、秀次事件の後にお取り壊しとしました。
徳川幕府の一国一城令によって多くの城が壊されましたが、このような形で壊された城はあまり見られません。
最後にこれは江戸時代に廃城となった伏見城です。
伏見城は指月伏見城(最初の城、天正大地震で壊れました)と木幡伏見城に分かれます。
秀吉が死んだ場所でもあります。何しろ大阪城は大きいばかりで、こちらの方が豪華だったとか・・・。
せっかく造ったものを壊すなんて、もったいない気がしますね。