古の小学校時代の同級生に、森尚子さんという方がおられます。この方、東京の音楽系の大学に進学され、それから長いことウィーンで修行しておりました。専門は、ピアノ伴奏でございます。

 10年ほど前に一時帰国され、我が街でコンサートを行いました。もちろん歌手付きです。われわれ同級生は、彼女のコンサートが盛大になりますよう協力をしました。

 で、キャンピングカーショーから戻ったら、件の農園主から誘われまして、コンサートに行くことになりました。なんせ、歩いて1分ですから。

 常識ですから、演奏中は撮影できません。これは最後の挨拶です。テノール歌手は、マティアス・ラインターラーさんです。

 演目は、「シューマン詩人の恋」です。シューマンがハイネの詩に曲を付けたものです。森ちゃんの解説付きで聞きましたが、訳がプロジェクターで出ておりました。昔の詩人の方は、よくもあんなくさい言い方ができたものだと感心いたしました。

 ちなみにここでも、終わった後抽選会が行われましたが、またまたスカ。

 くじ運に恵まれない一日でした。