何としても 政権交代を実現したい！

　日頃より絶大なるご支援を賜っておりますことを、心より御礼申し上げます。

　さて、この度の衆議院解散では、民進党を中心に大きな混乱を生じさせました。
　私は幹事長代理であり、執行部の一人として大きな責任を感じ、皆様にご 心配をおかけしたこと心からお詫びを申し上げます。
 ただ、前原誠司代表の希望の党への合流構想は、ひとえに政権交代可能な二大政党政治の実現をしたいという、代表の乾坤一擲の思いから出た行動である ことは是非是非ご理解を賜りたく思います。
  現在の政治状況を憂い、何としても二大政党制を実現し、自民党に代わりう る政治勢力の結集を目指したものでありました。
  しかし、その結果、多くの仲 間がそれぞれの道に分かれて進まざるを得なくなった現状には変わりなく、民 進党逆風の時代を、これまで誠実に支えてくださった皆様には、お詫びの申し 上げようもございません。
  今回の前原代表の決断によって、希望の党に合流することとなりました。
  これを決して後ろ向きにとらえるのではなく、いささか厳しい道が続くことも覚悟しつつ、大きな野党の結集に向けた一つの機会にしていく必要があると考え ています。
  確かに、民進党が民進党らしい政策を訴えることは重要です。
  ただ、 自分たちの主張が正しいと訴え続けるだけでは支持は広がりません。
  より広く 様々な勢力と協力しながら、私たちが目指す最も重要な芯の部分を政策として 実現することが大切なことだと思います。
  私は今回の合流の最大の目標は二大政党制に少しでも近づけることにあり、そのために今回の選挙でしっかりと勝利を積み重ねることが必要だと思っております。
  このような大変にお恥ずかしい混乱を見せつつ恐縮ではございますが、よりよい未来社会の実現のために皆様に、なお一層のご支援とお支えを頂き くよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松木けんこう